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結論

敗訴(請求棄却)

商標「CALIFORNIA TAN」の地名と品質表示の識別力(第4条第1項第16号・第3条第1項第3号|審判不服2003−11003(T2003−11003/J1))

審判番号
不服2003−11003(T2003−11003/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「CALIFORNIA TAN」
争点(論点)
地名と品質表示の識別力
適用条文
第4条第1項第16号・第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
請求不成立(敗訴(請求棄却))

この審決(審判不服2003−11003(T2003−11003/J1)・不服)は、本件商標「CALIFORNIA TAN」について、商標法第4条第1項第16号・第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「地名と品質表示の識別力」です。特許庁は「本件審判の請求は、成り立たない」と判断しました(請求不成立)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

本件審判の請求は、成り立たない。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「CALIFORNIA TAN」の欧文字を標準文字で横書きしてなり、第3類「化粧品」を指定商品として、平成13年12月7日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、『CALIFORNIA TAN』の欧文字を普通に用いられる方法で横書きしてなるところ、その構成中『CALIFORNIA』の文字は、『アメリカのカリフォルニア州』の意味を有する親しまれた英語であり、また、『TAN』の文字は、『日に焼けさせる、肌を焼く』等の意味する英語であるから、全体として『アメリカ産の日焼け用化粧品』の意味合いが生ずるにすぎず、その指定商品中、上記意味合いの商品に使用しても、単に商品の内容、品質を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質について誤認を生じさせるおそれがあるから、同法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、「CALIFORNIA TAN」の文字よりなるところ、その構成中前半の「CALIFORNIA」の文字は、アメリカ西部に位置する「カリフォルニア州」を指称する英語として、我が国においてもよく知られているものである。

また、同じく構成中後半の「TAN」の文字は、「日焼け色の肌、日焼け」を意味する語であり、化粧品を取り扱う業界において、日焼け用化粧品を表すものとして、取引上、普通に使用されているものである。

そうすると、本願商標は、これをその指定商品中「日焼け用の化粧品」に使用した場合には、該商品が「アメリカ産の日焼け用化粧品」の意味合いをもって、商品の産地、用途を表示したにすぎないものであるから、自他商品の識別標識としての機能を果たし得ず、かつ、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質について誤認を生じさせるおそれがあるものといわなければならない。

したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するとした原査定は、妥当であって、取り消すことはできない。

よって、結論のとおり審決する。

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