sokuhyo弁理士法人WATT 監修

A判定なら印紙代込み全額返金

結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第16号「記述的表示の品質誤認」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2000−4614(T2000−4614/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2000−4614(T2000−4614/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
記述的表示の品質誤認
適用条文
第4条第1項第16号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2000−4614(T2000−4614/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第16号への該当性が争われた事例です。主な争点は「記述的表示の品質誤認」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲に示すとおりの構成よりなり、第1類、第3類及び第5類に属する願書に記載の商品を指定商品として、平成11年1月28日に登録出願され、その後、指定商品については、同12月1日付け手続補正書により補正され、更に、当審における平成17年12月28日付け手続補正書により、第1類「消臭効果を有するスプレー式防かび剤」、第3類「防かび効果及び消臭効果を有するスプレー式芳香剤」及び第5類「防かび効果を有するスプレー式消臭剤(工業用のもの及び身体用のものを除く。)と補正されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、スプレー式の容器の立体商標とその周囲に書した構成文字中に、エアーコンディショナーを表すものとして使用されている『エアコン』の文字と『消臭・防カビスプレー』の文字を有し、また、『カビの発生を防ぐ!』の文字、『嫌なニオイを消す』の文字、及び『ハーブの香り』の文字を有してなるものであるから、これらが相俟って、『エアコン用でハーブの香りを有する防カビ効果のあるスプレー式消臭剤』、『エアコン用でハーブの香りを有する消臭効果のあるスプレー式防カビ剤』及び『エアコン用で消臭・防カビ効果のあるハーブの香りの芳香剤』との意味合いを認識させるものであると認める。よって、これを本願指定商品中上記商品以外の商品に使用するときは、その品質について誤認を生じさせるおそれがあるものと認める。したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、別掲のとおりの構成よりなるものであり、その構成中の「消臭・防カビスプレー」、「カビの発生を防ぐ!」、「嫌なニオイを消す」の各文字自体は、本願商標を使用する商品が消臭効果及び防カビ効果を有するスプレー式のものであることを認識させるものであると認められる。

しかしながら、本願商標の構成中に有する「エアコン」の文字は、「エアコンディショナー用の商品」であることを看取させるものではあるが、本願の指定商品との関係からすれば、その用途がエアーコンディショナーに限定されているとまで認識し得ないものであり、同じく構成中の「ハーブの香り」の文字にあっても、特定の香りを意味するものとして、その商品が有する固有の特性として、需要者において、誤認される程に特定の品質を表すものとまでは認識されないものというべきである。

そうとすると、 本願商標は、その指定商品を前記のとおり補正されたものであるから、その結果、これをその指定商品に使用しても商品の品質について誤認を生ずるおそれはなくなった。

したがって、本願商標が商標法第4条第1項第16号に該当するとして、本願を拒絶した原査定の拒絶の理由は、解消した。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

A判定なら印紙代込み全額返金

過去の審決を調べたあと、登録可能性を無料で確認しませんか?

Sokuhyoなら約1分でAI判定(A〜C)。A判定なら印紙代込みの全額返金保証が付きます。

無料でAI商標調査を試す(約1分)

第4条第1項第16号が問題となった他の審決です。

第4条第1項第16号の審決をもっと見る

Next Action

関連する調査・サービス

類似審決の追加調査や区分・類似群の確認、中間応答の相談へ進めます。

次の一歩へ

商標の登録可能性を無料で確認するか、費用の目安を料金表・シミュレーターで把握できます。