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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「造語の称呼と要部抽出」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2005−1105(T2005−1105/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2005−1105(T2005−1105/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)引用商標「清涼飲料,果実飲料,飲料用野菜ジュース,乳清飲料」
争点(論点)
造語の称呼と要部抽出
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2005−1105(T2005−1105/J1)・不服)は、本件商標と引用商標「清涼飲料,果実飲料,飲料用野菜ジュース,乳清飲料」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「造語の称呼と要部抽出」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「AQUARIANBLUE」の欧文字と「アクエリアンブルー」の片仮名文字を二段に併記してなり、第29類及び第32類に属する願書記載のとおりの商品を指定商品として、平成16年5月7日に登録出願されたものであるが、指定商品については、原審における同年12月13日付け提出の手続補正書において、第29類「食用油脂,乳製品(乳飲料,ヨーグルトを含む),食肉,卵,食用魚介類(生きているものを除く。),冷凍野菜,冷凍果実,肉製品,加工水産物,加工野菜及び加工果実(果実のチップ,砂糖漬け野菜,糖衣果実,ゼリー状フルーツ,果実の皮,アルコール漬けその他の保存加工をした果実,果肉,とろ火で煮た果実,果実の缶詰め,食用乾燥ハーブ,ジャムを含む),油揚げ,凍り豆腐,こんにゃく,豆乳,納豆,加工卵,カレー・シチュー又はスープのもと,お茶漬けのり,ふりかけ,なめ物」及び第32類「ビール,清涼飲料(飲料水,炭酸水,シャーベ水,ミネラルウオーター,アルコール分を含まない飲料を含む),果実飲料(アルコール分を含まない果実のエキス及び果実飲料,アルコール分を含まない果肉飲料を含む),ビール製造用ホップエキス,乳清飲料,飲料用野菜ジュース」に補正されたものである。

2 引用商標

原査定において、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして、本願の拒絶の理由に引用した登録第3292570号商標(以下「引用商標」という。)は、別掲のとおりの構成よりなり、平成6年5月24日に登録出願、第32類「清涼飲料,果実飲料,飲料用野菜ジュース,乳清飲料」を指定商品として、同9年4月25日に設定登録されたものである。

3 当審の判断

本願商標は、「AQUARIANBLUE」の欧文字と「アクエリアンブルー」の片仮名文字を二段に併記してなるところ、その構成各文字は、欧文字部分と片仮名文字部分のいずれも、同じ書体、同じ大きさで、等間隔に一連一体的に表されており、かつ、これより生ずると認められる「アクエリアンブルー」の称呼もやや冗長であるとしても、平滑、流暢に称呼し得るものである。

そして、本願商標構成中の「AQUARIAN」及び「アクエリアン」の文字が「水瓶座の」の意を有し、「BLUE」及び「ブルー」の文字が「青色」の意を有するものであるとしても、かかる構成にあっては、「BLUE」及び「ブルー」の文字部分が商品の品質、原料、材料等を表したものといい難いものであり、むしろ、全体としては、特定の意味合いを有していない造語とみるのが相当である。

そうとすると、本願商標に接する取引者、需要者が、これを殊更「AQUARIAN」及び「アクエリアン」の部分と「BLUE」及び「ブルー」の部分に分離して認識すべき理由は認められないから、本願商標からは、その構成文字全体に相応して、「アクエリアンブルー」の称呼のみが生ずるものというべきである。

したがって、本願商標から「アクエリアン」の称呼が生ずることを前提とし、本願商標と引用商標が称呼上類似するとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は妥当でなく、その理由をもって両商標を類似のものとすることはできない。

また、このほか、外観、観念において、両商標を類似とすべき事由は見出せない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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