sokuhyo弁理士法人WATT 監修ご利用の流れ

A判定なら印紙代込み全額返金

結論

敗訴(請求棄却)

第4条第1項第11号「称呼の類似性と近似音」の商標審決・判断理由(審判番号:平成9年審判第21722号|請求不成立)

審判番号
平成9年審判第21722号
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)引用商標「DIAMATE」
争点(論点)
称呼の類似性と近似音
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
請求不成立(敗訴(請求棄却))

この審決(審判平成9年審判第21722号・不服)は、本件商標と引用商標「DIAMATE」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の類似性と近似音」です。特許庁は「本件審判の請求は、成り立たない」と判断しました(請求不成立)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

本件審判の請求は、成り立たない。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「DYNAMATE」の欧文字を横書してなり、第5類「薬剤」を指定商品として、平成5年7月30日に登録出願されたものである。

2 原査定が拒絶の理由に引用した登録商標

これに対し、原査定において、本願商標の拒絶の理由に引用した登録第1422933号商標(以下、「引用商標」という。)は、「DIAMATE」の欧文字を横書きしてなり、第1類「化学品(他の類に属するものを除く)薬剤、医療補助品」を指定商品としてなり、昭和43年8月1日に登録出願、同55年6月27日に設定登録がなされているものであるが、その後、平成2年7月27日に商標権存続期間の更新登録がなされ、現に有効に存続しているものである。

3 当審の判断

よって判断するに、本願商標は「DYNAMATE」の文字を書してなるものであるから、これよりは「ダイナメイト」の称呼を生ずるものとみるのが相当である。

他方、引用商標は、「DIAMATE」の文字を書してなるものであるから、これよりは「ダイヤメイト」の称呼を生ずるものというのが相当である。

そして、本願商標より生ずる「ダイナメイト」の称呼と引用商標より生ずる「ダイヤメイト」の称呼とは、共に6音構成よりなるところ、第3音目において「ナ」と「ヤ」と相違するものである。しかしながら、該差異音「ナ」と「ヤ」は、母音「a」を同じくする近似した音であるばかりでなく、その差異が比較的聴別し難い中間音であるために、両称呼をそれぞれ一連に称呼した場合には、全体の語調、語感が極めて近似し、互いに聴き誤る場合が少なくない。

してみれば、本願商標と引用商標とは、外観及び観念が相違するとしても、全体の称呼において類似する商標であり、かつ、両者の指定商品は、同一又は類似のものである。

したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第11号に該当し、これを登録をすることができない。

よって、結論のとおり審決する。

第4条第1項第11号が問題となった他の審決です。

第4条第1項第11号の審決をもっと見る

Next Action

関連する調査・サービス

類似審決の追加調査や区分・類似群の確認、中間応答の相談へ進めます。

次の一歩へ

商標の登録可能性を無料で確認するか、出願から登録までの流れ・費用の目安を把握できます。