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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「品質表示と識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2004−9677(T2004−9677/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2004−9677(T2004−9677/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
品質表示と識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2004−9677(T2004−9677/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「品質表示と識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「超潤」の文字を書してなり、第3類「化粧品,せっけん類」を指定商品として、平成15年1月7日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由(要旨)

原査定は、「本願商標は、『超潤』の文字を普通に用いられる態様で表してなるところ、構成中の『超』の文字部分は、『広辞苑第5版』によれば、『ぬきんでること、俗にその語の内容をはるかに越えていること』等の意味を有することから、商品の品質を誇称表示する部分と認められ、また、『潤』の文字部分は、『うるおうこと、水気を含むこと』等の意味を有するものである。本願指定商品の分野では、『うるおい効果をもつ商品、うるおい機能を強調する商品』等が存在することからすれば、本願商標をその指定商品中『潤い効果を有する石けん、潤い効果を有する化粧品』等の商品に使用したときは、単に商品の品質を表示するにすぎない。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、「超潤」の文字よりなるところ、その構成各文字を個々にとらえてみれば、原審説示の如き意味合いが看取されるものであるとしても、これが全体として、その指定商品の品質等を、直接的かつ具体的に表示するものとはいい難いものである。

また、かかる文字が、その指定商品の品質等を表示するものとして、当該業界において、取引上普通に使用されているとまでもいい得ないものである。

してみれば、請求人(出願人)が、本願商標をその指定商品に使用しても、自他商品の識別標識としての機能を発揮し得るというべきである。

したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、取消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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