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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「地名と産地表示の識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2004−20545(T2004−20545/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2004−20545(T2004−20545/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
地名と産地表示の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2004−20545(T2004−20545/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「地名と産地表示の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「オルドス」の片仮名文字と「ORDOS」の欧文字を上下2段に表示してなり、第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,ベルト,履物,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」を指定商品として、平成15年5月12日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要旨

原査定は、「本願商標は、中国の内蒙古自治区南端の地域である『オルドス』『ORDOS』の文字を2段に書しているが、オルドス地区はカシミヤ生産地であり、カシミヤ製品の製造も行われているから、これを本願指定商品に使用するときは、単に商品の産地、販売地を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、上記のとおり「オルドス」の片仮名文字と「ORDOS」の欧文字を上下2段に表してなるところ、本願商標構成の「オルドス」及び「ORDOS」の各文字が「中国の内蒙古自治区南端の地域」の名称を表すとしても、該地域名が我が国においてよく知られた存在であるとはいい難く、原審説示のごとく、該構成各文字が直ちに本願指定商品の産地、販売地として一般に認識されるとはいえないというべきである。

また、本願商標が、その指定商品を取り扱う業界において、商品の産地、販売地を表示するものとして普通に使用されている事実も見いだせないものである。

そうすると、本願商標は、これを、その指定商品に使用しても、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものであるといわなければならない。

したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号に該当するとした原査定の拒絶の理由は妥当なものでなく、原査定は、取り消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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