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Trademark Appeal Case

目の図形商標の識別力

本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。

基本情報

審判番号不服2005−7815(T2005−7815/J1)
審判種別不服
結論勝訴(請求認容)

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第5類「薬剤,歯科用材料,医療用腕環,医療用油紙,衛生マスク,オブラート,ガーゼ,カプセル,眼帯,耳帯,失禁用おしめ,人工受精用精液,生理帯,生理用タンポン,生理用ナプキン,生理用パンティ,脱脂綿,乳児用粉乳,乳糖,はえ取り紙,ばんそうこう,包帯,包帯液,防虫紙,胸当てパッド」を指定商品として、平成16年3月11日に登録出願されたものであるが、その後、指定商品については、原審における同年11月17日付け提出の手続補正書において、第5類「眼科用剤,眼帯」に補正されたものである。

2 原査定の拒絶理由

原査定は、「本願商標は、ややデザイン化しているものの「目(眼)」であることを容易に認識させる図形からなるものであるから、これを補正後の指定商品である「眼科用剤,眼帯」に使用しても、単に商品の品質、用途を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、別掲のとおり、目をモチーフにした図形商標であるところ、そのデザイン化の程度、すなわち、二重まぶた及びカールがかった睫毛を線書きし、瞳を黒色と小豆色とに着色した縦長二重楕円形で表し、その前面を水色の物質で覆うように描き出している様子に特徴を有し、その様子から受けるといえるところの漫画的な目との観念ないし視覚上における知覚的な作用は大きく、その特徴を鮮明に記憶し印象づけて、商取引に資することができるといえる。

そして、本願の指定商品は、上記のとおり「眼科用剤,眼帯」に補正され、これとの関係からして、本願商標を付した商品が眼科用であるとの点を暗示させる場合があり得るとしても、上述の様子ないし特徴からして、その商品の品質、用途を直接的かつ具体的に表示するものと理解し把握されるとするのは困難であるというのが相当である。

そうすると、本願商標は、その指定商品に使用しても、単に商品の品質、用途を普通に用いられる方法で表示するにすぎないものではなく、自他商品識別標識としての機能を果たし得るものというべきである。

したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、妥当でなく、取消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願についての拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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