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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「著名商標の称呼と商品称呼の類似性」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2005−21133(T2005−21133/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2005−21133(T2005−21133/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
著名商標の称呼と商品称呼の類似性
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2005−21133(T2005−21133/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「著名商標の称呼と商品称呼の類似性」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。他人の周知・著名な商標と出所混同を生じるおそれがないか、出願前に使用状況まで含めて確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「Soup.」の標準文字よりなり、第16類「雑誌」を指定商品として、平成17年1月25日に登録出願されたものである。

2 引用商標

原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第4383822号商標(以下「引用商標」という。)は、別掲のとおりの構成よりなり、平成9年7月31日登録出願、第14類、第16類、第18類、第21類及び第27類に属する商標登録原簿記載のとおりの商品を指定商品として、同12年5月19日に設定登録されたものである。

3.当審の判断

本願商標は、前記のとおり、「Soup.」の欧文字を書してなるところ、これよりはその構成文字に相応して、「スープ」(西洋料理の汁物)の称呼及び観念を生ずるものと認められる。

一方、引用商標は、別掲のとおりの構成よりなるところ、「Campbell’s」は、世界的に知られる米国のスープメーカーであって、引用商標は、同社がそのスープの缶のラベルに使用する商標として、我が国においても広く知られていることから、本願指定商品の取引者、需要者も引用商標に接した場合、容易に「キャンベル社のスープ」と認識するとみるのが相当である。

そうすると、引用商標よりは、その構成文字全体に相応し、「キャンベルズスープ」の称呼、及び「Campbell’s」の文字部分に相応し「キャンベルズ」又は「キャンベル」の称呼を生じるものといわなければならない。

したがって、引用商標より「スープ」(西洋料理の汁物)の称呼及び観念をも生ずるとし、その上で、本願商標と引用商標が称呼上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は妥当でなく、取消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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