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結論

敗訴(請求棄却)

第4条第1項第16号・第3条第1項第3号「品質表示の識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2005−11616(T2005−11616/J1)|請求不成立)

審判番号
不服2005−11616(T2005−11616/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
品質表示の識別力
適用条文
第4条第1項第16号・第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
請求不成立(敗訴(請求棄却))

この審決(審判不服2005−11616(T2005−11616/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第16号・第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「品質表示の識別力」です。特許庁は「本件審判の請求は、成り立たない」と判断しました(請求不成立)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

本件審判の請求は、成り立たない。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「SIMPLESTYLE/シンプルスタイル」の文字を横書きしてなり、第20類「家具」を指定商品として、平成16年8月9日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点

原査定は、「本願商標は、『SIMPLESTYLE/シンプルスタイル』の文字を書してなるところ、その構成中『SIMPLE』及び『シンプル』の文字は『簡単な、簡素な、装飾のない、気取らない』等の、『STYLE』及び『スタイル』の文字は『すがた、様式、デザイン』等の意味をそれぞれ有しますから、全体より『簡素な様式、気取らないデザイン』といった意味合いを容易に認識させるものである。そして、インターネットのホームページ情報において、装飾のないすっきりとしたデザインの家具に、『シンプルスタイル』の文字が使用され販売されている事実が多数みられる。そうすると、これを本願指定商品に使用するときは、シンプルなデザインの家具であることを認識させるに止まり、単に商品の品質・形状を普通に用いられる方法で表示する商標のみからなるものと認められる。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるので、同法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、前記1のとおり、「SIMPLESTYLE/シンプルスタイル」の文字よりなるものであるところ、その構成中「SIMPLE」及び「シンプル」の文字は「簡単な、簡素な、装飾のない、気取らない」等の、「STYLE」及び「スタイル」の文字は「格好、様式」等のそれぞれ意味を有する簡易な英語であり、一般的に親しまれているものであって、構成文字全体より「簡素な様式、装飾のない様式」等の意味合いを容易に想起させるから、これをその指定商品に使用するときには、装飾のないすっきりした形の商品であることを表したものと認識させるにすぎず、単に商品の品質・形状表示と認められるものである。

そうとすると、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当するものであって、本願を拒絶した原査定は、取り消すべき限りでない。

なお、請求人は、指定商品を「手鏡」に補正した旨及び補正によって登録されるべきと請求理由を述べているが、いまだ本願指定商品について何ら補正の手続はされていないばかりでなく、仮に、本願商標を商品「手鏡」に使用した場合は、「手鏡」でも簡素で装飾のないものや、装飾や彫り柄がほどこされたもの等、さまざまな形状・かたちのものがあることは、周知の事実であり、かつ、本願商標は上記のとおり判断するのが相当であるから、「装飾のないすっきりとした形の手鏡」と需要者等に認識されると判断するのが相当であるから、自他商品の識別機能を発揮しないものといわざるを得ない。

よって、結論のとおり審決する。

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