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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第16号・第3条第1項第3号「外国語結合の識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2006−2220(T2006−2220/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2006−2220(T2006−2220/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
外国語結合の識別力
適用条文
第4条第1項第16号・第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2006−2220(T2006−2220/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第16号・第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「外国語結合の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「ソフトシーネ」の片仮名文字と、「SOFTSCHIENE」の欧文字を二段に書してなり、第10類「おしゃぶり,氷まくら,三角きん,支持包帯,手術用キャットガット,吸い飲み,スポイト,乳首,氷のう,氷のうつり,ほ乳用具,魔法ほ乳器,綿棒,指サック,避妊用具,医療用機械器具,医療用手袋,しびん,病人用便器,耳かき」を指定商品として、平成17年4月13日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

本願商標は、「ソフトシーネ」の片仮名文字と「SOFTSCHIENE」の欧文字を二段に横書きしてなるところ、「SOFT」の文字部分は、「〈物が〉しなやかな、柔軟な」の意味合いのある英語を、「SCHIENE」の文字部分は、「副木(副子)」の意味合いのあるドイツ語を連綴したものと認められ、全体として、これよりは、「柔軟な副木(副子)」の意味合いを理解、認識させるものであるから、これを本願の指定商品中、「医療用機械器具、例えば、柔軟な副木(副子)」に使用するときは、単に、商品の品質を表示するにすぎないものと認める。

したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるので、商標法第4条第1項第16号に該当する。

3 当審の判断

本願商標は、前記1のとおり、「ソフトシーネ」の片仮名文字と、「SOFTSCHIENE」の欧文字を二段に書してなるところ、その構成中「SOFT」の欧文字部分が、「柔らかい、表面がなめらかな」等の意を有する英語であって、「CHIENE」の欧文字が「副木、副木を当てる。」等を意味する独語であるとしても、これらを結合させた「SOFTSCHIENE」の欧文字及びその読みである「ソフトシーネ」の文字が、直ちに原審説示の意味合いを認識させるとはいい難く、その指定商品との関係において、何らかの商品の品質等を直接的かつ具体的に表示したものということはできない。

また、当審において調査するも、「ソフトシーネ」及び「SOFTSCHIENE」の語が、本願指定商品の取引の場において、商品の品質等を表示するものとして普通に使用されている事実を見いだすことはできなかった。

そうとすれば、本願商標をその指定商品に使用しても、商品の品質等を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標とはいえず、自他商品の識別標識としての機能を有するものであって、かつ、商品の品質の誤認を生じさせるおそれはないものである。

したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するものとして本願を拒絶した原査定は妥当でなく、取り消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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