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Trademark Appeal Case

「ゴッソリ」の識別力

本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。

基本情報

審判番号不服2006−24570(T2006−24570/J1)
審判種別不服
結論勝訴(請求認容)

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「ゴッソリ」の文字を標準文字で表してなり、第3類及び第5類に属する願書記載のとおりの商品を指定商品として、平成17年10月28日に登録出願されたものである。

2 原査定における拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、指定商品との関係において、『一度に取られたりするものが非常に大量であるさま』『ねこそぎ』の意味に通じる『ゴッソリ』の文字を標準文字で表示してなるから、これをその指定商品中の例えば『さび除去剤,染み抜きベンジン,塗料用剥離剤,せっけん類,歯磨き,洗浄用化粧品』等に使用しても、これに接する取引者、需要者は、該商品が『汚れ等をごっそり落とす商品』であることを理解するにとどまり、単に商品の品質、効能を表示したものと認識するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるので、同法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、上記1のとおり「ゴッソリ」の文字よりなるところ、該文字が原審説示の意味を有する語であるとしても、その指定商品との関係において、「ゴッソリ」の文字のみをもって、直ちに、特定の商品の品質等を直接的かつ具体的に表示するとはいい難く、また、商品の品質等を表示するものとして、取引上、一般に使用されている事実を見いだすこともできない。

してみれば、本願商標は、これをその指定商品について使用しても、自他商品の識別標識としての機能を十分に果たし得るものといわざるを得ないものであり、かつ、商品の品質について誤認を生じさせるおそれもないものというべきである。

したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、妥当でなく、取り消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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