結論テキスト
本願商標は、登録すべきものとする。
Trademark Appeal Case
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
| 審判番号 | 不服2006−21985(T2006−21985/J1) |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 勝訴(請求認容) |
本願商標は、「スシポス」の文字を標準文字により書してなり、第43類に属する願書記載のとおりの役務を指定役務として、平成17年11月16日に登録出願されたものである。
原査定は、「本願商標は、「寿司」を認識する「スシ」の文字と、販売情報を販売時点で把握するシステムである「販売時点情報管理」を意味する「ポス」の文字とを連綴し、「スシポス」と書してなるところ、本願指定役務との関係においては、該文字全体として「寿司の販売時点情報管理」程の意味合いを認識させるにすぎないから、これを本願指定役務中上記照応する役務、例えば「飲食物の提供,飲食物の提供に関する情報の提供,飲食店の予約の取次ぎ,飲食物の提供の契約の媒介又は取次ぎ」に使用するときは、これに接する取引者、需要者をして「寿司に関する販売時点情報管理を伴う役務の提供」であることを理解するに止まり、単に役務の質、内容を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記役務以外の役務に使用するときは、役務の質の誤認を生じさせるおそれがあり、同法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。
本願商標は、前記のとおり「スシポス」の文字よりなるところ、構成中の「スシ」の文字より「寿司」を認識し、「ポス」の文字が「ポスシステム」を認識することがあるとしても、これらを組み合わせた「スシポス」の文字より、原審説示の意味合いを直ちに認識するとはいい難く、特定の役務の質、内容等を具体的に表示するものとして一般に理解され、或いは、取引者・需要者間において、取引上普通に使用されている事実も認められないところである。
そうとすれば、本願商標は、これをその指定役務に使用した場合、取引者・需要者は、全体として特定の意味合いを看取し得ないものとみるのが相当であって、自他役務の識別力を有しないものということはできない。
そして、本願商標は、これをその指定役務中のいずれの役務に使用したとしても、役務の質について誤認を生じさせるおそれがあるということもできない。
したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、妥当なものとはいえず、取消しを免れない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
Next Action
類似審決の追加調査から中間応答、新規出願の費用確認まで、この審決を起点に次のアクションへ進めます。
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