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結論

勝訴(請求認容)

商標「ショートクランク」の品質表示と識別力(第3条第1項第3号|審判不服2007−9324(T2007−9324/J1))

審判番号
不服2007−9324(T2007−9324/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「ショートクランク」
争点(論点)
品質表示と識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2007−9324(T2007−9324/J1)・不服)は、本件商標「ショートクランク」について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「品質表示と識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「ショートクランク」の文字を標準文字で表してなり、第6類に属する願書に記載のとおりの商品を指定商品として、平成17年11月11日に登録出願されたものである。

2 原査定の理由の要点

原査定は、「本願商標は、『短いこと』の意味を有する『ショート』の文字と、『折れ曲がった柄、曲軸』の意味を有する『クランク』の文字とを、『ショートクランク』と表してなるところ、指定商品との関連において、全体として『埋め込み部分の先端の曲がった部分が短いこと』を認識させるから、これをその指定商品に使用するときは、単に商品の品質を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当します。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、前記1のとおり、「ショートクランク」の文字を横書きしてなるところ、構成各文字は、同じ書体、同じ間隔で、外観上もまとまりよく一体的に表された構成よりなるものであり、その構成中、「ショート」の文字が「短い」の意味を、「クランク」の文字が「折れ曲がった柄」の意味をそれぞれ有するとしても、本願商標の構成全体から直ちに原審説示の如くの意味合いを表わすものとして一般に理解され、特定の商品の品質等を直接、かつ、具体的に表示したものともいい難く、また、当審において調査するも、取引者、需要者間において、取引上普通に使用されている事実を見出すこともできなかった。

してみれば、本願商標は、構成文字全体で一種の造語を表したものとみるのが相当であるから、これをその指定商品に使用しても、その商品の品質を表示したものとはいえず、自他商品の識別標識としての機能を十分に発揮し得るものであるとみるのが相当である。

したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、妥当なものでなく取消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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