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結論

勝訴(請求認容)

商標「RAPIDCONNECT」の結合語の識別力(第3条第1項第3号|審判不服2007−33876(T2007−33876/J1))

審判番号
不服2007−33876(T2007−33876/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「RAPIDCONNECT」
争点(論点)
結合語の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2007−33876(T2007−33876/J1)・不服)は、本件商標「RAPIDCONNECT」について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「結合語の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「RAPIDCONNECT」の文字を標準文字で表してなり、第9類に属する願書に記載のとおりの商品を指定商品として、平成18年6月23日に登録出願されたものであるが、その後、指定商品については、原審における同19年6月8日付け手続補正書により、「マイクロフォン付きヘッドフォン(ヘッドセット),その他の電気通信機械器具,電子応用機械器具及びその部品,家庭用テレビゲームおもちゃ」に補正されたものである。

2 原査定の拒絶理由の要旨

原査定は「本願商標は、『すばやく接続する、すばやくつなぐ』の意味合いを認識する『RAPIDCONNECT』の文字を書してなるものであるから、本願商標をその指定商品中、例えば『オーディオ機器にすばやく接続できる機能を有するマイクロフォン付きヘッドフォン,通信用コネクター,カードコネクター』などすばやく接続できる機能を有する機械器具に使用しても、商品の品質を表示するものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、前記のとおり「RAPIDCONNECT」の文字よりなるところ、その構成中の「RAPID」の文字が「速い,素早い」の意味を、「CONNECT」の文字が「つなぐ,接続する」の意味を有する英語としていずれもよく知られる語であるとしても、構成文字全体で原審説示のような意味合いを直ちに看取し得るものとは言い難く、むしろ、一種の造語として認識・把握されるとみるのが相当である。

また、当審において、職権をもって調査するも、本願商標を構成する「RAPIDCONNECT」の文字が、その指定商品を取り扱う業界において、商品の品質を表すものとして、取引上普通に使用されている事実を見出すことができなかった。

してみれば、本願商標は、これを、その指定商品に使用しても、自他商品の識別標識としての機能を十分に果たし得るものというべきである。

したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、妥当なものではなく取消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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