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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「称呼の要部抽出」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2008−650003(T2008−650003/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2008−650003(T2008−650003/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)引用商標「centrotherm International」
争点(論点)
称呼の要部抽出
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2008−650003(T2008−650003/J1)・不服)は、本件商標と引用商標「centrotherm International」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の要部抽出」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は「CENTRITHERM」の欧文字を横書してなり、第11類に属する国際登録において指定された商品を指定商品として、2005(平成17年)年9月7日にAustraliaにおいてした商標登録出願に基づいて、パリ条約第4条による優先権を主張し、同年9月20日を国際登録の日とするものである。

その後、指定商品については、平成19年1月25日付け手続補正書により、当該補正書に記載のとおりの指定商品に補正されたものである。

2 引用商標

原査定において、本願の拒絶の理由に引用した国際登録第787373号商標(以下『引用商標』という。)は、「centrotherm International」の文字よりなり、2002(平成14年)年6月7日に国際登録され、第7類、第9類及び第11類に属する国際登録簿記載の商品を指定商品として、平成15年9月26日に設定登録されたものである。

3 当審の判断

本願商標は、「CENTRITHERM」の欧文字を横書きしてなるところ、該文字は特定の意味合いを有しない一種の造語と認められるものであり、我が国において最も一般に馴染まれている英語風の読み方をもって、「セントリサーム」と読み、その称呼をもって取引に資されるとみるのが自然である。

これに対し、引用商標は、「centrotherm International」の欧文字を横書きしてなるところ、前半の「centrotherm」の文字と後半の「International」の文字とは、一文字程度の間隔を有するが、同じ書体、同じ大きさで外観上もまとまりよく一体的に表してなるものであり、これより生ずる「セントロサームインターナショナル」の称呼も冗長という程のものでなく、よどみなく一連に称呼できるものであり、他に構成中の「centrotherm」の文字部分のみが独立して認識されるとみるべき特段の事情は見い出せない。

そうすると、本願商標は、その構成文字全体に相応して、「セントロサームインターナショナル」の一連の称呼のみを生ずると判断するのが相当である。

したがって、引用商標から「セントロサーム」の称呼をも生ずるとし、その上で、本願商標と引用商標とが称呼上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、取消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願についての拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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