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Trademark Appeal Case

「花粉ガード」の品質表示性

本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。

基本情報

審判番号不服2006−25238(T2006−25238/J1)
審判種別不服
結論敗訴(請求棄却)

結論テキスト

本件審判の請求は、成り立たない。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第23類「糸」、第24類「農業用のトンネル栽培・ハウス栽培・育苗用不織布,農業用不織布,その他の不織布,織物,メリヤス生地,フェルト,オイルクロス,ゴム引防水布,ビニルクロス,ラバークロス,レザークロス,ろ過布,布製身の回り品,ふきん,かや,敷布,布団,布団カバー,布団側,まくらカバー,毛布,織物製壁掛け,カーテン,テーブル掛け,どん帳,シャワーカーテン,紅白幕,ビリヤードクロス,のぼり及び旗(紙製のものを除く。),織物製トイレットシートカバー」及び第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,ベルト,履物,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」を指定商品として、平成17年10月13日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点

原査定は、「本願商標は、『花粉ガード』の文字を横書きしてなり、その右側に『加工』の文字を小さく縦書きで書してなるが、本願商標は、『花粉を防御する加工』との意味を容易に理解させるものであり、さらに、指定商品を取り扱う業界において、花粉が付着しにくく、落ちやすい加工をした商品が、『花粉ガード用コート』『花粉ガードウエア』等と呼ばれて実際に販売取引されていることよりすれば、本願商標を指定商品に使用するときは、『花粉を防御する加工を施した商品』であることを認識させるに止まり、単にその商品の品質を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断をし、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

(1)本願商標は、別掲のとおり、「花粉ガード」の文字を横書きし、その右側に「加工」の文字を、「花粉ガード」の文字幅に収まるようにやや小さく縦書きしてなるところ、その構成中の「花粉」の文字は「種子植物の雄性の配偶体」等を意味する語、「ガード」の文字は「保護する, 守る、防護」等を意味する「GUARD」に通じる外来語及び「加工」の文字は「細工すること。原材料に手を加えること」等を意味する語として、一般に知られているものであるから、全体として「花粉から防護する加工」等の意味合いを容易に想起し得るものである。

そして、近年、植物の花粉、特に我が国においてスギ花粉が原因となって起こる花粉症にかかる者が増加しており、その花粉対策の商品として、マスク、サングラス、ゴーグル、布団干し袋、衣類スプレー等が製造、販売され、これらの商品に「花粉ガード」「花粉ガード○○(商品名)」のように「花粉ガード」の文字が使用されている。

さらに、本願の指定商品の分野においても、花粉対策の素材(繊維)が開発され、当業界において、「花粉ガード加工」の文字が、「繊維の表面を滑らかにし、また静電気の発生を抑え粘着性のある花粉や埃などの吸着を防ぎ落としやすくする加工のこと」等の意味合いを有する語として使用され、その素材(繊維)からブラウス,ジャケット、スーツ、コート、ブルゾン、帽子、スポーツ用ウインドブレーカー、布団、布団カバー、カーテン等、多用途に拡大使用されるものとして紹介され、また販売されている実情があり、その際、「花粉ガード加工」「花粉ガード加工『○○○(商品名)』」、「『花粉ガード』加工」、「花粉ガード加工の授乳服」、「花粉ガードウエア」「花粉ガードコート」のように称して紹介あるいは表示されている。

(2)上記実情は、拒絶査定で示した新聞記事を含めて、以下の雑誌、新聞記事、インターネットのホームページ情報からも裏付けられるところである(なお、下線は、審判合議体で加入した。)。

ア 雑誌記事情報

(ア)「繊維科学」(2003年4月15日(株)日本繊維センター発行)

「美容・健康素材と花粉症対策製品の展開」の表題のもと、【花粉症対策素材】の項に、「最近、シーズン性などからクローズアップされている

花粉症対策を訴える素材

としては、花粉付着抑制にはっ水樹脂付加による『アンチポラン』(東レ)や『花粉クリーン』(富士紡)、導電性繊維による『ドーデン』(カネボウ)や『メガーナE5』(ユニチカ)、花粉吸着に酸素イオン結合した大和紡の製品が展開されている」(34頁)。

さらに、「

花粉付着抑制ウェア『アンチポラン』の展開

」の表題のもと、「東レ(株)が展開『アンチポラン』は、最近社会的にますます関心が高まっている花粉症への対策に、

外出時に付着した衣類の花粉を家庭などの屋内になるべく持ち込まないよう、『花粉がつきにくく、落ちやすいウエア』をコンセプトにした花粉対策商品。

・・・ベース生地は、表面に凸凹が少なく、かつ糸と糸の間の隙間が極小の高密度織物を使用して、花粉が付きにくくして落ちやすく、また、花粉の織物組織や繊維間への進入を防いでいる。・・・東レでは、

婦人向けコートで2月中旬から展開

、以降、

婦人向けブルゾンと帽子

をイオン(株)の『ジャスコ』直営店舗にて販売展開している。

今後・・・紳士用、子供用、スポーツ用、ユニフォーム用等で拡大展開するとしている。

」と掲載され、その中で、帽子、コート、ブルゾンについて、それぞれ展開型数、展開カラー、展開数量、希望小売価格などが紹介されている(36,37頁)。

また、「

花粉やホコリがつきににくい/静電気防止素材カネボウ『ドーデン』

」の表題のもと、「カネボウ(株)が開発の『ドーデン』は、・・・高い除電能力が繊維上の静電気を取り除き、人体への帯電を防止、衣類のまとわりつきはもちろん顔や髪にホコリ・花粉を寄せ付けず、人体への電気バランスを保つ特性をもっている。」と掲載され、

用途展開として「コート、スーツ、ドレス、ブラウス、スポーツ衣料、インナーウエア、裏地等

」と紹介されている(38,39頁)。

さらに、「富士紡の

花粉のつきにくい新素材『花粉クリーン』

」の表題のもと、「『花粉クリーン』は、

花粉を生地につきにくく、ついた場合でも落ちやすくする。

着用時には花粉がつきにくいので安心して使用でき、・・・花粉に悩まされる心配がない。以上をテーマに、

ジャケットやドレスシャツのようなアウター衣料、シーツやカバー、パジャマ等の寝装品なども安心して使用できる

ものとした。・・・

まずリビング寝装品のシーツ・カバーで販売を開始、03年2月からは大手量販店よりブラウス・ジャケットでの販売

している。」と掲載されている(44,45頁)。

(イ)「繊維機械学会誌 せんい」(平成15年4月25日(社)日本繊維機械学会発行)

花粉付着抑制ウエア

企画『アンチポラン』」の表題のもと、コンセプトとして「『アンチポラン』は『

花粉が付きにくく,落ちやすく,衣服内部にに入り込みにくいウェアにより花粉を屋内に持ち込まない』をコンセプトに開発された素材

であり,こうした工夫は,花粉症患者のみでなく,家族の協力も必要と考える。」、用途として「初年度はスギ花粉が飛散する2月〜4月に着用するアウターである

婦人用のスプリングコート,ブルゾン,帽子などに展開した.今年度は,紳士・子供用のコート,ブルゾン,スポーツ用のウインドブレーカー,布団干しカバーなどの用途へも拡大した。

」と、それぞれ掲載されている(168、170頁)。

(ウ)「繊維製品消費科学」(2003年4月25日(社)日本繊維製品消費科学会発行)

「ナノテクノロジーを組み込んだハイブリット花粉付着防止加工剤 “パラファイン DP”について」の表題のもと、「

花粉症の予防・軽減法

」に関し「花粉をしっかり衣服あるいはカーテンなどのインテリアに付着させて取ってしまう方法である。またもう一つの方法は,

衣服に花粉を付きにくく,付いても落ちやすくする事によって

,居住内に入る前に衣服を叩いて花粉を落し,持ち込みを減らそうとする方法である。」と、「“パラファイン DP”の開発」に関し「

飛散している花粉が付着しにくく,付着しても脱落し易くする事により,

花粉アレルギーから極力逃れようとするものである。」、「“パラファイン DP”は,前述の

布帛表面の平滑性に,さらに,肌に対するやさしさを配慮したスキンケア要素の有るアミノ酸誘導体を組み合わせることにより,平滑性,帯電防止性を高め,ハイブリット化を図り,トータル的に花粉対策を考えたものである。

」と、「“パラファイン DP”の用途」に関し「

具体的な用途としては,ブルゾン,ウインドブレーカーや春先のコートなどのアウトウエアや,シャツ,ブラウスなどの衣料の他に,布団や布団カバー,シーツなどの寝具類,さらにはカーテンなどのインテリア類に適用でき,特に糸・布帛設計を組み込んで,布帛表面をプレーン化し,花粉と繊維表面の接触面積を小さくした場合は,木綿ブロードなどの天然繊維素材にも効果を発揮させることが出来る。

この点が大きな特徴の一つである」と、それぞれ掲載されている(193〜197頁)。

(エ)「クロワッサン」(2005年3月10日マガジンハウス発行)

「今年の花粉症は半端ではない、最新商品で万全対策。」の標題のもと、「ガード 外出時、帰宅時の必須アイテム。まずは花粉を寄せ付けない!」、「多重構造のマスクや、目の周りをしっかりと覆うコーグル、

花粉がつきにくい特殊素材の帽子

で、顔や髪につきやすい花粉を室内に持ち込まないことが、花粉症対策の基本。」との掲載、及び帽子の写真と共に「

特殊素材を使った花粉対策ハット

」の欄に「昨年、発売されるや大反響を得た三越オリジナルの花粉対策ハット。

花粉がつきにくく、落ちやすい特殊素材“アンチボラン”を採用

。6,825円」と掲載されている(67頁)。

イ 新聞記事情報

(ア)「繊研新聞」2001.02.24 7面 繊研新聞社発行

「小田急百貨店 新宿店が花粉対策グッズコーナー」の表題のもと、「小田急百貨店新宿店の本館8階健康プラザでは花粉対策グッズを販売している。・・・

花粉ガードコート

(1万3800円)」と掲載されている。

(イ)「繊研新聞」2002.04.22 15面 繊研新聞社発行

「東レ、イオン

花粉ガード

企画『アンチポラン』反響十分」の表題のもと、「付きにくい・落ちやすい 来春、メンズコートも/スギ花粉のピークが過ぎ、花粉症の方もようやくひと安心。マスク、サングラス、薬など対処法はさまざまだが、今年脚光を浴びたのは、

花粉の付着を抑えるウエア

だ。東レが企画、イオンが販売した『アンチポラン』は、商品発表の直後から各方面の話題を独占。大きな反響を呼んだ。・・・

アイテムは婦人のコート、ブルゾン、帽子

。『花粉症に苦しんでいるのは、三十〜四十代の女性が多い』ため、女性限定での船出となった。記者発表を行った一月十七日以来、問い合わせが殺到。マスコミ、とくにテレビからの取材に追われたという。消費者からの問い合わせも相当数にのぼったが、『そのうち三分の一が、紳士、子供向けの商品はないか、というものだった』。これを受けて

来シーズンは、婦人物以外の販売に乗り出す。とくに紳士物では、勢いをなくしているスプリングコート復活のきっかけにしたいと意気込んでいる。

また百貨店向けブランドからの引き合いも急速に強まっている。」と掲載されている。

(ウ)「繊研新聞」2002.12.12 4面 繊研新聞社発行

「増える花粉症対策関連 東レ

花粉ガードウエア

『アンチポラン』紳士、子供向け拡大」の表題のもと、「東レは来春向けで、

花粉付着抑制ウエア

企画『アンチポラン』シリーズの用途、アイテムを拡大する。初年度の今春に、イオンから販売した

婦人物コート、ブルゾン、帽子

の3万4千点(1千匹)はほぼ完売、小売りベースで1億円を売り上げた。来春はさらに紳士や子供衣料、スポーツウエア、寝装関連に拡大し、15億円(1万匹)の販売を計画している。

生地は花粉がつきにくく、落ちやすいをコンセプトに

、素材は毛羽立ちが少ないポリエステル長繊維を使い、糸と糸のすき間は、花粉症の中で発症数の多いスギ花粉の粒経である30ミクロンよりも小さくしている。さらに平滑性、撥水(はっすい)性の高い特殊樹脂加工を施し、衣服内に花粉が入りにくいデザイン設計となっている。・・・

紳士向けはコートとブルゾン、帽子、子供向けは、ブルゾンとコート、スポーツウエアは、ゴルフ向けウインドブレーカーと帽子、寝装関連では、布団干し用のカバーなどを販売する

。」と掲載されている。

(エ)「日本経済新聞」2003年1月9日朝刊 日本経済新聞社発行

「花粉症商戦 早めが効く? 小田急新宿店、初売りから展開」の表題のもと、「花粉症対策グッズ商戦がスタートした。・・・小田急百貨店新宿店(東京・新宿)は初売りの2日、早くも対策グッズコーナーを開設した。症状を和らげる効果があるといわれる竹酢入りのマスク(2枚、500円)や専用ゴーグル(2000―3600円)などをそろえた。最も多くの顧客が訪れる3月には、約300種類の商品を並べる予定だ。独自商品も用意。外出時に

洋服への花粉の付着を防ぐ『花粉ガードコート』(1万3800円)

や花粉を落としやすいように静電気を帯びない素材で作った『マスクカバー』(500円)などを販売している。」と掲載されている。

(オ)「北國・富山新聞」2003.03.12朝刊 北國新聞社発行

「〔地場の目〕 北朝鮮リスクも」の表題のもと、「●花粉防止の発表効果は/北陸の銘柄では、サカイオーベックスが

繊維表面に花粉が付きにくく、付いた花粉も落ちやすい機能性繊維

を発表した。

花粉ガード加工『

ポルテクト』は、繊維の一本一本に耐久性のある均一な特殊樹脂皮膜を形成したもので、コートやアウター用途等を中心に需要拡大が見込まれるとのこと。先月初め、花粉の防護服開発が報じられた富士紡が、大商いを伴ってストップ高となったことが記憶に新しい・・・。」と掲載されている。

(カ)「朝日新聞」2005.02.15東京朝刊13頁 朝日新聞社発行

花粉を抑制

、商機は拡大 デパート・スーパーなど春商戦へ弾み期待」の表題のもと、「ヨーカ堂の今春の目玉商品は、新素材『アンチポラン』を使ったジャンパーや帽子。

新しい撥水(はっすい)加工による高密度の織物で、花粉がつきにくく落ちやすいのが特徴だ。

・・・イオンも全国のジャスコ約290店で、アンチポランを使った

上着などを発売

する。」と掲載されている。

(キ)「繊研新聞」2005.05.13 4面 繊研新聞社発行

「ソフト性と軽さを訴求 ダイワボウ来春夏向け『キューロン』 癒しテーマに」の表題のもと、「ダイワボウは06年春夏向け素材で、癒しをテーマにソフトと軽さにこだわる。新素材は極薄ストレッチ織物『キューロン』。・・・機能加工では、ナノレベルの薬剤を使った

花粉ガード

の『ヒノガード』、ビタミンCとコエンザイムQ10を付与した「ビタQ10」や皮膚の保護成分を使う『レイポリィ』、『ナノテックス』の撥水(はっすい)撥油加工を提案する。見た目を変える後加工では、光沢やシワ、顔料洗いを提案して、きれいめのカジュアルに対応する。」と掲載されている。

(ク)「繊研新聞」2006.01.11 4面 繊研新聞社発行

「東レ ナノテク加工広がる 口紅落としと

花粉ガード

05年度4000匹見込む」の表題のもと、「東レのナノテクノロジーを使った加工群『ナノマトリックス』の用途が拡大している。二つの加工合わせて販売初年度の05年度は、4000匹に達する見込み。ナノマトリックスは、繊維一本一本にナノオーダーで被膜することによる高い性能が特徴。現在、口紅やファンデーションが服についても家庭洗濯で落としやすくなる『ルージュオフ』と、

花粉付着防止『

アンチポランNT』がある。・・・従来品のアンチポランがレインコート風の

花粉ガード用コート

を中心にヒットしたのに続き、アンチポランNTは、

日常着に近い婦人ボトムや婦人・紳士のスプリングコート、スポーツ・カジュアル分野のジャケットなどへ広がった。

従来品と違い、短繊維や短繊維複合への加工も可能となり、素材の幅が広がったことも拡販につながった。

今後はインテリアや寝装へも提案する。

」と掲載されている。

(ケ)「繊研新聞」2006.02.21 2面 繊研新聞社発行

花粉防止ウエア

ワコール『ヌル』」の表題のもと、「ワコールは“女性の健康を身につける生活”を提案する『ヌル』で、

花粉の付着を防ぐウエア

=写真=を百貨店のスポーツ売り場などで発売した。紫外線カットと透け防止効果に優れる東洋紡のニット素材『アルフィラ』に

花粉付着防止加工を施すことで、花粉が絡みやすいニットでありながら付着しにくく、容易に脱落除去ができる。

・・・3月上旬からは、雨などをはじく撥水(はっすい)機能の布帛商品に

花粉ガードを施した素材を使ったジャケット、ベスト、パンツも発売する。

花粉防止ウエア全体で7月までに2000枚の販売をめざす。」と掲載されている。

(コ)「日本経済新聞」2008年1月22日朝刊31面 日本経済新聞社発行

「花粉、着て防ぐ/付着しにくく/アレルギー抑える/コートやストッキング」の表題のもと、「

衣料品でも花粉の付着や働きを抑えるコートやストッキングなどが登場。」、

「西武百貨店池袋本店(東京・豊島)では、

花粉症対策に効果のある春用コート

(三万四千六百五十円)が大きめのPOP(店頭販促物)とともに展示され、来店客の目を引いている。」、「オンワード樫山の主力ブランド『五大陸』の商品で表地が特殊加工されている。

屋外の花粉を室内に持ち込むのを防ぐほか

、・・・同社は他ブランドでも、

花粉対策用のコートやブルゾンを発売している。

」、「三陽商会も昨年十二月、主力ブランドの『サンヨー』で

花粉が付着しにくい素材を使ったショートコート

(三万四千六百五十円と三万七千八百円)を発売した。」、「紳士服専門店の『AOKI』も二十三日から

花粉症対策コート

の販売を始める。」、「アツギは

『坑花粉ストッキング』

(一足三百九十九円)をドラッグストアなどで売り出した。」と掲載されている。

ウ インターネットのホームページ情報

(ア)http://www.rakuten.co.jp/csp/788398/764669/

ショッピングサイト「楽天市場」における「mille ferme おしゃれ授乳服 ミル・フェルム」(有限会社シーエスピー搭載)のホームページにおいて、「

花粉ガード加工

Vギャザーカーデ/ママと一緒にお出かけしちゃおう。花粉ガードシリ−ズ」の表題のもと、「

花粉や埃が付きにくく、落ちやすい花粉ガード加工の

天竺を使用して作った、

花粉ガード加工

アイテムのシリーズです。」との掲載、商品を女性が着用した写真、色見本、サイズ及び楕円形に表した杉林を背景にし、その表面に「

花粉付着防止/花粉ガード加工/花粉や埃が付きにくく、落ちやすい

/ICHIBO」(「花粉ガード加工」の文字は他の文字より数倍大きく、顕著に表している。)と表した四角形のタグの写真を掲載すると共に「花粉や埃が付きにくく、落ちやすい

花粉ガード加工

の天竺を使用して、V首ギャザーのカーデを作りました。*繊維1本1本を滑らかにし、また、静電気の発生を抑えることで

花粉や埃が付きにくく落ちやすい花粉ガード加工

。素材のベースにはキチンキトサン効果の清潔素材「クラビオンコットン」。

花粉ガード加工

とキチンキトサンのダブル効果で、いつも快適で清潔な状態を保ちます。」と掲載されている。

(イ)http://tomiya.web.infoseek.co.jp/kafun17/kafun17.htm

トミヤ帽子店が運営するホームページにおいて、「おしゃれな花粉対策」の表題のもと、「花粉対策をファッションとして楽しもう!!◆オシャレな

帽子でおしゃれに『花粉対策』

!」「★

『花粉ガード加工』とは

――★/

花粉を払い落とす機能のある『花粉付着防止剤』を生地全面にスプレーする事によって、繊維の表面に花粉が付きにくく、また、付いた花粉も軽くたたく事で落ちやすくする機能性加工の事です。

/★『

花粉ガード加工』

に使用する『花粉付着防止剤』とは――★/人に付着した花粉が家の中で破裂して、アレルギー物質=『アレルゲン』が飛散するのを防止するスプレーです。ナノテクノロジーを応用して、花粉を包み込んで破裂を抑えます。また、

花粉ガード加工された生地を使用した帽子は、静電気防止剤の働きにより、粘着性のある花粉やハウスダスト、ほこり等の吸着もガードし、花粉が帽子に付着するのを抑えます。

玄関など室内に入る前に帽子をはたくだけで花粉を落とせるので、室内への持ち込みを防ぐ事が出来ます。」と掲載されている。

(ウ)http://www.ichibo.jp/material/kahungard.html

第一紡績株式会社が運営するホームページにおいて、杉林を背景にし、その表面に「

花粉付着防止/花粉ガード加工」

(「花粉ガード加工」の文字は他の文字より数倍大きく、顕著に表している。)と表した四角形の写真の下部に、「

花粉ガード加工/花粉や埃が付きにくく・落ちやすい/繊維の表面を滑らかにし、また、静電気の発生を抑えることで粘着性のある花粉や埃などの吸着を防ぎ、落としやすくします。

」と掲載されている。

(エ)http://www.sakaiovex.co.jp/news/2003/whats0311.html

サカイオーベックスが運営する「新着情報−

花粉ガード加工

『ポルテクト』」のホームページにおいて、「繊維表面に花粉が付きにくく、付いた花粉も落ちやすい機能性繊維」の表題のもと、「当社は繊維の一本一本に耐久性のある均一な特殊樹脂皮膜を形成することにより、

花粉の付着をガードする加工

『ポルテクト』を開発しました。/スギ花粉等による花粉症は現代人にとって大きな問題となっており、マスク・眼鏡等でガードする一方、衣服等に付着した花粉を家の中に持ち込まない事も重要な対策です。今般、当社が開発した

花粉ガード加工『ポルテクト』は、繊維の表面に花粉が付きにくく、また、付いた花粉も軽く叩くことで落ちやすくする機能性加工。

衣服等に付着して屋内に持ち込まれる花粉を軽減します。」と掲載されている。

(オ)http://www.miyamori-co.com/base/processing.htm

株式会社ミヤモリが運営するホームページにおいて、「ニットの基礎知識:加工について」の表題のもと、「

花粉ガード加工

」の語について、「

繊維の表面を滑らかにし、また、静電気の発生を抑え粘着性のある花粉や埃などの吸着を防ぎ落としやすくする加工のこと。

」と掲載されている。

(カ)http://202.214.18.226/seninews/viewArticle.do?data.articleId=77638&data.newskey=aa9beda661704b379da48a22036a4e9c

ダイセン株式会社が運営する「繊維ニュース」のホームページにおいて、「繊維ニュース/花粉対策特集/

花粉対策、基本は“衣”から

」の表題のもと、

素材メーカー各社が花粉対策として花粉付着抑制機能などの加工を施した商品を商品名をあげてその特徴等を説明しているところ、

そのメーカーと商品名を挙げると、<ダイワボウ「アレルキャッチャー>、<クラレ「クラフレックス」>、<シキボウ「カウンターペインP」>、<東レ「アンチポランNT」>、<サカイオーベックス「ポルテクト」>、<帝人ネステックス「クロスキャビン」>、<日清紡「フレッシュバリア」>、<大和染工「花粉バリアー」>、<日本毛織「ポランブロック」>、<富士紡「花粉クリーン」>と掲載され、続いて「

続々と花粉対策素材が登場/花粉対策の加工、素材はほとんどの素材メーカーが展開するまでになってきた。

第一紡績の

『花粉ガード』加工

、大同マルタ染工の『エアーリング』、ユニチカテキスタイルの『エスピュアー』、東海染工の『カフントール』『ディスポリン』などだ。クラボウもニット素材対応に先行して来春夏向けから衣類への花粉付着を防止する『フランカー』を開発した。今年も猛暑が予想されている。そのため花粉飛散量も例年並かそれ以上とも言われる。花粉対策素材に対する需要は今後、増加していくだろう。」と掲載されている。

(キ)http://www.kbseiren.com/products/bellcare/bellcare.htm

KBセーレン株式会社が運営する「商品情報」のホームページにおいて、「Bellcare/ベルケア」の表題のもと、「

花粉ガード素材/花粉がつきにくく、落ちやすい。

花粉ガードW効果で、春先の外出も安心。春先の杉などの様々な花粉は、花粉症と呼ばれているアレルギー性鼻炎の原因と言われています。ベルケア は、耐久制電撥水加工素材ツワインフリーをベースに

花粉ガード加工

を施すことにより、『

花粉がつきにくい機能』と『花粉が落ちやすい機能』のW機能の融合に成功。

春先の花粉症対策のために生まれた独自技術によるハイブリッド素材です。」、「

用途展開/・シャツ、ブラウス、ポロシャツ等/・スーツ、ジャケット、ブルゾン、コート等/・スラックス、パンツ、スカート等/・帽子、スカーフ等/・ナイティー、寝装品等」

と掲載されている。

(ク)http://www.rakuten.co.jp/csp/971969/843073/#738192

ショッピングサイト「楽天市場」における「mille ferme おしゃれ授乳服 ミル・フェルム」(有限会社シーエスピー搭載)のホームページにおいて、「

花粉ガードフリルアンサンブル・母乳育児用授乳服」

の表題のもと、商品を着用した女性の写真、色見本、サイズを掲載するとともに、「今年もお待ちかねの

花粉ガード加工の授乳服が出来ました。繊維の1本1本を滑らかにし静電気が起こりにくくなっている為、花粉や埃が付きにくく落ちやすく作られています。

また、良質のコットンを使いソフトな風合いに。天然の抗菌防臭機能もそなわっています。花粉症のママ、肌や呼吸器が敏感なベビーに大朗報です。是非この服でお出かけしてみて下さい♪」と掲載されている。

(ケ)http://item.rakuten.co.jp/auc-yoshietsu/amgo100-135/

ショッピングサイト「楽天市場」における「カーテン選びの案内人」(株式会社吉悦商店搭載)のホームページにおいて、

レースカーテンについて

、「高機能ミラーレース●防音●

花粉ガード

●UVカット●幅100cm×丈135cm2枚組」と題して、商品写真、サイズ、カラー等を掲載し、「商品情報」の項目に「1.防音機能/2.遮熱機能/

3.花粉ガード

/4.UVカット機能/5.目隠し機能」の各機能について説明書きがあり、当該「3.花粉ガード」には

「13ミクロの皮膜がお部屋へ花粉の侵入を防ぎます。」

と掲載されている。

(コ)http://item.rakuten.co.jp/biwave/123334k_eo100/

ショッピングサイト「楽天市場」における「美・WAVE」(カーテン専門店「美ウェーブ」搭載)のホームページにおいて、

「7機能 魔法のレースカーテン」

の表題のもと、商品写真、サイズ、素材等を掲載するとともに、「防音」「遮熱」「形状記憶」「UVカット」「目隠し」「省エネ」

「花粉ガード」

の各機能について説明書きがあり、当該「花粉ガード」には

「花粉をシャットアウト!/10ミクロンの皮膜が、花粉の侵入を防ぎます。」

と掲載されている。

(3)そうとすれば、本願商標をその指定商品に使用しても、これに接する取引者、需要者は、全体として「花粉から防護するために加工を施された商品」等の意味合いを容易に想起し、単に商品の品質を表示するものと理解するに止まり、自他商品の識別標識としては認識し得ないものというべきである。

請求人は、本願商標が仮に品質表示的意味合いが認識されるとしても、それは直接的なものではなく、あくまでも暗示的なものにすぎず、指定商品との関係においては十分自他商品識別力を発揮しうるものである旨主張する。

しかしながら、前述のとおり、前記実情からすると、本願商標をその指定商品に使用しても、これに接する取引者、需要者は、「花粉から防護するために加工を施された商品」等の意味合いを容易に想起し得るものであり、商品の品質を、暗示的にとどまらず、直接的に表示したものと理解するに止まり、自他商品の識別標識としては認識し得ないものというべきであるから、前記請求人の主張は採用できない。

したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号に該当するとの原査定は妥当なものであって、取り消すことはできない。

よって、結論のとおり審決する。

Next Action

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