Trademark Appeal Case
地名と役務の記述性
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 不服2006−7411(T2006−7411/J1) |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
第1 本願商標
本願商標は、「TORAJA」及び「トラジャ」の各文字を普通に用いられる方法で上下二段に横書きしてなり、第43類「飲食物の提供」を指定役務として、平成17年7月5日に登録出願されたものである。
第2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定は、「本願商標は、『TORAJA』及び『トラジャ』の文字を普通に用いられる方法で二段に書してなるものであるが、当該文字は、『インドネシア共和国、スラウェシ島の山岳地帯に存在する地域またはその山地に住む民族』を意味する語であり、当該地域においては、コーヒー豆の生産が有名であることからすれば、これを本願指定役務中の例えば『コーヒーを主とする飲食物の提供』に使用するときは、『トラジャ産コーヒーを主とする飲食物の提供』であると理解するに止まり、単に役務の質(内容)等を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記役務以外の役務に使用するときは、役務の質の誤認を生じさせるおそれがあるので、同法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。
第3 当審における証拠調べの通知
当審において、本願商標が商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するか否かについて、職権に基づく証拠調べをした結果、下記の事実を発見したので、同法第56条第1項で準用する特許法第150条第5項の規定に基づき、その結果を請求人に通知した。
記
1.書籍において、「トラジャ」又は「TORAJA」(大文字、小文字の組み合わせも含む)の文字、或いは、これらを含む文字が、「コーヒー」に使用されている事実
(1)株式会社新星出版社(2006年10月25日 初版発行)「この1冊ですべてがわかる 珈琲事典」174頁、175頁及び177頁において、「アジア」の見出しに、「インドネシアのマンデリンやトラジャなどアラビカ種の高級銘柄もある。」、「インドネシア[生産量・生産状況]...、現在はアラビカ種でも良質のコーヒーを栽培している。とくにスラウェシ島、スマトラ島で栽培されているものは世界でも有数の高品質の豆である。[品質・等級]...。ほかに銘柄としては、カロシ、トラジャなどがある。」、「セレベス・トラジャ Celebes Toraja インドネシアのスラウェシ島で生産される最高級品。...トラジャコーヒーは、南スラウェシ北部のタナ・トラジャで作られている。」、「ミディアムローストがトラジャの個性を生かす。」との記載がある。
(2)株式会社ダイヤモンド社(2006年5月5日 改訂第15版第1刷発行)「地球の歩き方 インドネシア2006〜2007年版」402頁及び404頁において、「タナ・トラジャ Tana Toraja」の見出しに、「...タナ・トラジャ地方。標高1000m前後にある内陸の高原地帯にあり、コーヒー栽培など、おもに農業が営まれている。」、「またトラジャは最高級のコーヒーの産地としても知られているが、...」との記載がある。
(3)近畿日本ツーリスト(1994年7月30日 初版発行)「インドネシア・バリ島の本」160頁及び161頁において、「タナ・トラジャ Tana Toraja」の項に、写真の説明として「トラジャ・コーヒーの故郷でもある。おみやげに最適」、「忘れてならないのがコーヒーだろう。4月から10月までの乾季に収穫されるコーヒー豆は、すべてが手で摘まれるもの。日本でも高級品として売られている。」との記載がある。
(4)文藝春秋(平成元年十二月一日発行(毎月一回一日発行) 第六十七巻第十三号)「文藝春秋<特集>平成元年を採点する 十二月号」において、写真の説明として「トラジャの里は朝夕の温度差が激しく、コーヒー栽培に適している。」、写真の説明として「トラジャの里は朝夕の温度差が激しく、コーヒー栽培に適している。」、「町の市場のコーヒー豆屋。本場もののトラジャコーヒーだ」、「インドネシアを構成する3000もの島々の一つ、スラウェシ(セレベス)島北部にトラジャという集落がある。ここは、コーヒーの稀少品種、トラジャの特産地である。」との記載がある。
(5)株式会社柴田書店(昭和55年7月10日 初版発行)「コーヒー小辞典」119頁において、「トラジャ・コーヒー Toraja coffee インドネシアのスラウェシ島山岳地,トラジャ産のコーヒー。」との記載がある。
(6)(株)帝国飲食料新聞社(昭和54年12月15日 6版発行)「コーヒーと紅茶(コーヒー 紅茶辞典)」25頁及び120頁において、「【アラビカ】 セレベス島(スラウェシ島) カロシ(Kalossi)」、「トラジャ(Traja)インドネシアのスラウェシ島で産出されるカロシの別称。」との記載がある。
2.新聞記事情報において、「トラジャ」の文字、或いは、これを含む文字が、「コーヒー」又は「コーヒーの提供」に使用されている事実
(1)「【タナ・トラジャ サステイナブルコーヒーを求めて】(中)」(2008.07.23 産経新聞東京朝刊 22頁 生活 写有 (全999字))の見出しの下に、「アラビカ種コーヒーの市場価格は世界最大の生産量を誇るブラジル産の動向によって変動するが、トラジャ産は希少性とブランド力といった強みで、高値で安定した取引が保たれ、地域経済の発展に寄与している。」との記載がある。
(2)「舗道 新庄市 『本場インドネシアのコーヒーとおどりを楽しむ』 参加者がトラジャコーヒー味わう」(2008.03.17 山形新聞朝刊 25頁 25面 社会 (全312字))の見出しの下に、「◎...新庄市の国際交流茶館くらぶ(天野光子代表)の『本場インドネシアのコーヒーとおどりを楽しむ』が十六日、同市雪の里情報館で開かれ、市民約三十人がインドネシアで親しまれているトラジャコーヒーを味わった。」との記載がある。
(3)「[ひろば]7月26日=山形」(2005.07.26 読売新聞東京朝刊 29頁 写有 (全1,711字))の見出しの下に、「提供するコーヒーは約50種類。目玉は、長く“幻のコーヒー”と言われたトラジャの中でも、全体の1%程度しか取れない丸豆を使った『ピーベリー』。東日本の喫茶店ではこの店でしか飲めない逸品で、『香り高く、上品な酸味と柔らかな風味を楽しんで欲しい』。...。写真=『東日本はこの喫茶店でしか飲めない』というトラジャ・ピーベリーを注ぐ田中さん」との記載がある。
(4)「《知財》地理的表示政令案、監視制度がネック[商業]」(2005.07.15 NNA インドネシア 経済 (全518字))の見出しの下に、「このほか、潜在的な地理的表示の法的保護商品の例としては、トラジャコーヒー、デリたばこ、チアンジュール米、メダン・マルキッサ(パッションフルーツ)、パレンバン・ペンペ(魚肉練り製品)を挙げている。」との記載がある。
(5)「〔寄ってかれー〕 きっさてんラポール、小杉町戸破 和める空間が人気」(2004.12.04 北國新聞朝刊 (全310字))の見出しの下に、「小杉町文化ホール・ラポールのアトリウムにあるオープンカフェで、ガラス屋根を通して陽光が射し込み、開放感たっぷり。パラソルの下で飲むコーヒーが人気である。通常は午前十時から午後五時までだが、夜の公演がある日は開演まで営業する。トラジャコーヒー(三百七十円)と紅茶には黒砂糖味の煎餅が付く。」との記載がある。
(6)「1〜4月の対日コーヒー輸出、27%増[農鉱]」(2004.06.11 NNA インドネシア 経済 (全331字) )の見出しの下に、「在日インドネシア大使館のフシン商工担当官によると、今年1〜4月の対日コーヒー輸出額が2,078万米ドルと前年同期比で27%増加したという。ビスニス・インドネシアが伝えた。日本向けにはロブスタ種とアラビカ種を輸出しており、トラジャコーヒーやマンダイリンコーヒーの人気があるという。」との記載がある。
(7)「<ゆうたうん>天空のオアシスで一息*官公庁の展望喫茶・レストラン*札幌市役所 残雪の夕張岳を遠望*第1合同庁舎 目引く巨大円卓*道庁 昔ながらのモーニング」(2003.05.21 北海道新聞夕刊地方 11頁 圏B (全1,617字))の見出しの下に、「道内一高いJRタワーの展望室(地上百六十メートル、三十八階)にはかなわないものの、コーヒー一杯二百円台からと格安で、気軽に眺めを満喫できる天空のオアシスが、都心の官公庁にある。平日、昼間だけの営業というハンディにもめげず、個性をアピールする札幌市内三施設の展望喫茶・レストランを巡った。...。◆第一合同庁舎『スカイアヴェニュー』 午前10時−午後5時 コーヒー220円、トラジャコーヒー310円、ビーフカレー410円 ...。」との記載がある。
(8)「HOT対応『GOD ブラック』発売(日本サンガリア)」(2002.01.25 日本食糧新聞 (全487字))の見出しの下に、「▽『GOD ブラック〈HOT対応〉』(コーヒードリンク)は、高地産生豆を厳選し、特にブラックコーヒーに最適なトラジャ、サンアグスティン、アンティグアの3種をブレンドした。低温と高温の2段階抽出法を採用し、香りとコクのバランスを両立させた。比較的苦みを抑え、ライトユーザーにも飲みやすくした。245ミリリットル/PET、オープン価格。」との記載がある。
(9)「【日本人の足跡】(132)石居 太楼(1896−1988)(9)」(2001.06.14 産経新聞大阪朝刊 14頁 総合特設2 写有 (全2,858字))の見出しの下に、「日本食レストラン『蘭』。匂いはこの、スラウェシ島トラジャ産の味わい深いトラジャ・コーヒーを出す店から漂ってくる。石居の長男、日出雄氏(六九)が商売の傍ら、安くておいしい日本食を邦人に楽しんでもらう目的で始めた憩いの場だ。」との記載がある。
(10)「珈琲専科 道(グルメ散歩) /山形」(2001.02.03 朝日新聞東京地方版/山形 26頁 山形2 写図有 (全741字))の見出しの下に、「『ORIENTAL CAFE DINING 珈琲(コーヒー)専科 道』(山形市鉄砲町三の一の六三)は、オーナーの田中浩彦さんの父が一九七四年、『様々な『道』を歩む人たちが集って、コーヒーを飲みながら話に花を咲かせて欲しい』という願いを込めて創業した本格派カフェだ。...。『トアルコトラジャ(ピーベリー)』(五百円)は、『伝説の味』と言われるトラジャコーヒーの木の枝の先端に一つだけなる豆を使ったコーヒー。『絶妙な酸味と苦みのバランス』が好評という。」との記載がある。
(11)「みちのく」(2000.10.09 河北新報記事情報 写有 (全227字))の見出しの下に、「◇...山形市鉄砲町に、屋根に船を載せたような建物が出現した。『何? この建物』。通りがかりのドライバーも思わずスピードを落とし、不思議そうに眺めていく。◇...正解は喫茶店。幻のコーヒーと言われるトラジャを売り物にするマス」との記載がある。
(12)「アジア経済、リアルタイム:インドネシア6 工業投資歓迎のバリ島」(2000.04.18 日本工業新聞 11頁 コンテンツ 工電4 写有 (全1,039字))の見出しの下に、「バリ州の農業担当者によると、アラビカ種の一種である『トラジャコーヒー(トラジャはインドネシアのスラウェシ島の地名)を昨年は日本に三五トン輸出したが、今年は一〇〇トンに増やしたい』と意欲的だ。」との記載がある。
(13)「<おすすめすぽっと>喫茶あいあい=新冠町中央町1*パノラマ楽しみ一服
」(1999.12.03 北海道新聞朝刊地方 27頁 苫B (全523字) )の見出しの下に、「レ・コード館のタワー『優駿の塔』の展望室に二十五席を用意。町内の和牛生産農家の主婦で作る農産物高度利用研究会『あいあい』(佐々木喜美子代表)が、七月下旬に営業を始めた。お勧めメニューは『トアルコトラジャコーヒー』(三百円)。インドネシア産の豆で、『幻のコーヒー』といわれているという。エスプレッソ(同)やアイスコーヒー(同)、各種ドリンク(二百円)もある。」との記載がある。
(14)「『トンコナン』修復工事進む 前沢町民が募金、国際貢献実る/岩手」(1999.07.07 朝日新聞東京地方版/岩手 27頁 岩手 写図有 (全711字))の見出しの下に、「スラウェシ島は『トラジャコーヒー』でも知られ、標高三千メートル級の山々に囲まれた山岳地帯にはトラジャ族が暮らす。」との記載がある。
(15)「<時計台>幸せはほろ苦い?」(1998.05.14 北海道新聞朝刊地方 23頁 札B (全276字))の見出しの下に、「コロンビア、トラジャ、ブルーマウンテン、キリマンジャロの4種類の豆をブレンドし、その頭の文字『コ』『ト』『ブ』『キ』を取って命名。4種類の豆が調和し、香り豊かでコクがある仕上がりになったという。 同社の伊藤栄一社長は『不景気の折、幸せを呼ぶコーヒーとして、贈答品などに利用してもらえれば』と売り込む。一缶200グラム入り1300円。同社直営の喫茶店6店で販売している。朝の一杯が幸運を呼ぶか。」との記載がある。
(16)「七草 あんみつを有田焼の器で(味な散歩) /山梨」(1996.12.06 朝日新聞東京地方版/山梨 0頁 山梨 写図有 (全480字))の見出しの下に、「コーヒー(四百五十円)はインドネシア産のトラジャコーヒーの香ばしさにこだわり、注文を受けてから豆をひく。」との記載がある。
(17)「オープン=グリーン・ゲイブルス」(1994.05.02 日本食糧新聞 外食レストラン新聞 (全661字))の見出しの下に、「コーヒー&手作りケーキの『グリーン・ゲイブルス』(東京都武蔵野市境南町、0422・34・7494)がオープンしたのは1月14日。『武蔵境には、ゆったりくつろげる喫茶店がなく、落着いた雰囲気の店をやりたかった』(オーナー田中浩子さん)というだけに、思い出深い名作『赤毛のアン』の中から、アンの養父母の家の名を店名にとった。...。コーヒーと手作りケーキがメーンだけに、コーヒーは『一番深味のあるおいしさ、高級イメージがある』トアルコトラジャ・ブレンドを使い、注文後一杯ずつ豆を挽く、本格的ドリップ方式。トラジャブレンドコーヒー、アメリカンタイプコーヒー、カフェ・オ・レなど四五〇円〜五五〇円。このほかポットサービスの紅茶(四五〇円)やジュース各種(五〇〇円)がある。」との記載がある。
(18)「森の再生と住民生活両立へ試行錯誤 環境ODA最前線=インドネシア・スラウェシ島」(1993.09.28 毎日新聞東京夕刊 2頁 総合 写図有 (全2,388字))の見出しの下に、「トラジャコーヒーの産地として知られる赤道直下の巨大な島、インドネシア・スラウェシ島(旧セレベス島)。」との記載がある。
(19)「『山の人』にも近代化じわり インドネシア・トラジャ人の里」(1992.03.03 朝日新聞東京夕刊 3頁 らうんじ 写図有 (全1,504字))の見出しの下に、「大きくはね上がった船形の屋根を持つ家屋が、傾斜を利用した棚田の合間に並ぶ。『トラジャコーヒー』の産地として日本にも知られるようになったインドネシアの南スラウェシ州タナ・トラジャ県。」との記載がある。
3.インターネット情報において、「トラジャ」又は「TORAJA」(大文字、小文字の組み合わせも含む)の文字、或いは、これらを含む文字が、「コーヒー」又は「コーヒーの提供」に使用されている事実
(1)「タナ・トラジャ Tana Toraja」の見出しの下に、「インドネシア屈指の景勝地、トラジャの魅力 トラジャ・コーヒーで有名なタナ・トラジャはトラジャ語で”山の人の国”を意味する。 トラジャ県は南緯2度から3度に広がり、北側はマムジュ県、東はルウ県、南はピンラン県、エンレカン県、西はポレワリ・ママサ県に接する。」、「トラジャ・コーヒー この地方で生産されるトラジャ・コーヒー豆は第二次世界大戦前はオランダ王室ご用達であったほどの高級品である。しかし、戦後にインドネシアが独立し、オランダ人が追放されてから、トラジャのコーヒー産業は衰退し、長らく『幻のコーヒー』と言われていた。トラジャ・コーヒーを再興したのはキーコーヒーの大木氏で、農民たちに近代的な栽培技術や品質管理を教え、20年の歳月をかけてコーヒー農園事業を軌道にのせた。」(http://www5d.biglobe.ne.jp/~makassar/up/toraja.html)との記載がある。
(2)「楽天」のウェブサイトの「広島珈琲」の見出しの下に、「幻のコーヒー『トラジャ・カロシ』 インドネシアのスラウェシ島の南西部の標高1200メートルの山岳地帯のトラジャ地方で採れるこのコーヒーは日中の温度差が15度以上の赤道直下の厳しい自然状態の中から生まれた大粒の綺麗な豆です。」(http://www.rakuten.co.jp/hiroshimacoffee/506986/506603/)との記載がある。
(3)「自家焙煎珈琲豆専門店 鷲コーヒー」のウェブサイトに、「カロシ トラジャ G1 100g単価 375円(税込) 風味:なめらかな苦味と、深いコク、香味の優れたコーヒー。特徴:スラウェシ島のカロシ地方のトラジャ。標高1200mの山から取れる逸品。」(http://www.washi.net/k-15.htm)との記載がある。
(4)「焙煎コーヒー専門店 グット・フレッシュ珈琲」のウェブサイトに、「ヨーロッパの人々をうならせた名品 トラジャ」、「昔オランダはコーヒー栽培の理想郷を探しインドネシアでコーヒー栽培をはじめました。そこで収穫されたのがこの『トラジャ』です。」(http://www.e-gfc.com/kod/tyj.htm)との記載がある。
(5)「社団法人全日本コーヒー協会」のウェブサイトの「コーヒー図書館」、「コーヒー豆図鑑」の項目において、「カロシ、トラジャ(生産場所) インドネシア、スラウェシ島でとれるアラビカコーヒー豆。カロシ地区産がカロシ、トラジャ地区産がトラジャ。キレのよい上品な苦みと甘味がある。」(http://coffee.ajca.or.jp/library/guide/more03.html)との記載がある。
(6)「インドネシア共和国 Indonesia INA」の見出しの下に、「農園 カロシ・トラジャインドネシアのスラウェシ島の南部の標高1200mのトラジャ高原で栽培されています。黄金にかがやく夕日で有名なスラウェシ島で産出されますトラジャコーヒーは、特に”カロッシ トラジャ”と呼ばれその粒の大きさとともに、陽光の角度によって明緑色から暗緑色へ変化する様は、コーヒーのオパールと呼ばれるにふさわしい気品があります。コクと甘味に特徴があります。」(http://www.eynet.co.jp/02shopping/p2-2-5.htm)との記載がある。
(7)「焙煎職人 ビーンズ BEANS SAKAI」のウェブサイトの「珈琲豆の種類」、「トラジャ」の項目に、「すっきりした味わいのあるコーヒー [商品名]トラジャ [商品説明] すっきりした味わいのあるコーヒー、インドネシア産。」(http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/beans-sakai.com/g/bean14/index.shtml)との記載がある。
(8)「TEA&COFFEE BEAN YOKOSUNAEN 日本茶・紅茶・中国茶 横砂園 自家焙煎コーヒー豆」のウェブサイトの「自家焙煎コーヒー豆」、「ストレート」の項目に、「[商品名]トラジャ カロシ 200g [商品説明]トラジャ カロシは、インドネシアのスラウェシ島で栽培されます。...。赤道直下のスラウェシ島南部の1200mを超えるトラジャ地方は、肥沃な熱帯高地の弱酸性土壌と気候条件に恵まれ、品質のよいコーヒー豆を育みます。」(http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/yokosunaen.com/g/c006-200/index.shtml)との記載がある。
(9)「MUC CAFE STUDIO」のウェブサイトに、「インドネシア産プレミアム・コーヒー アリオスト・トラジャ <Premium Coffee>トラジャコーヒー」、「インドネシア・アラビカのなかでもこのスラウェシ島の『アリオストトラジャ』、本物のトラジャコーヒーの幻の銘品です。赤道直下のスラウェシ島の標高1,000m以上もの山間部で、年間4,000mm以上の降雨量と大きな温度差・良好な水はけなど、コーヒーの栽培に非常に適した環境の中で、誇り高いトラジャ族により大切に育てられました。」(http://cafestudio.jp/coffee_aliostraja.htm)との記載がある。
(10)「カフェココ We love cafes-オリジナル珈琲プロショップ」のウェブサイトの「トラジャ カロシ アリオスト」の項に、「トラジャ カロシ アリオスト インドネシア産 スラウエシ島 名品と謳われるカロシトラジャコーヒー!」(http://www.originalcoffee.net/order-straightTrajakalosi.html)との記載がある。
(11)「CAFEX JAPAN」のウェブサイトに、「トラジャ アイスブレンド 300g」、「トラジャは、インドネシアのスラウェシ島で生産されております。標高1,200mの山岳地帯で栽培され、トラジャ地方産ではかなり有名なコーヒー生豆となっております。日本でもトラジャコーヒーは単品で飲まれている程で、インドネシア産の中でもクレードが高く大粒のアラビカ種であり、香りが抜群と言われる程の最高級品です。カロシュを使うほど贅沢に飲み干して頂きたい最高級アイスコーヒー用ブレンドに仕立てました。」(http://www.cafexjapan.com/product_info.php/products_id/122?osCsid=b3dc16035e9c152ffb9cba02602c0743)との記載がある。
(12)「アイディーオー コーヒー オンライン ショッピング」のウェブサイトの「珈琲」、「ストレート」の項に、「ビンタン トラジャ 100g[TO01] 」、「[商品説明] 原産国 インドネシア(スラウェシ島.南スラウェシ州タナ.トラジャ)」(http://idocoffee.ocnk.net/product/64)との記載がある。
(13)「SPECIALTY COFFEE WATARU スペシャルティコーヒ−のワタル」のウェブサイトの「コーヒー生豆検索」、「KALOSI TORAJA」の項に、「INDONESIA KALOSI TORAJA」、「インドネシアコーヒーの中でも、名品と謳われるトラジャコーヒーは、気候条件の整った、極く限られた高地にだけ生育しています。そのまろやかさを併せ持った他に類を見ないコクは、多くのコーヒー愛飲家の絶賛を浴びています。黄金にかがやく夕日で有名なスラウエシ島で産出されますトラジャコーヒーは、特に『KALOSSI TORAJA』と呼ばれ、その粒の大きさと共に、陽光の角度によって明緑色から暗緑色へと変化する様は、コーヒーのオパールと呼ばれるにふさわしい気品があります。」、「コーヒーデータ 商品名: インドネシア カロシ トラジャ ,地区: スラウエシ島トラジャ高原カロシ」(http://www.specialty-coffee.jp/search/18-kalossi.html)との記載がある。
(14)「自家焙煎珈琲専門店 こうひいや」のウェブサイトに、「[商品名] トラジャ ママサ 200g [商品説明]インドネシア、スラウェシ島ママサ産」、「コーヒーのオパールと呼ばれるにふさわしい気品がありインドネシアコーヒーの中でも名品と謳われるトラジャコーヒーは幻のコーヒーともいわれています。」(http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/kouhiiya.net/g/c019/index.shtml)との記載がある。
(15)「YAHOO!ショッピング」のウェブサイトの「さわやこおふぃ sawaya SINCE1933」の見出しの下に、「トラジャ インドネシア・セラウエシュ島の奥地から輸入された高品質のコーヒー豆です。」、「【珈琲/コーヒー豆】コーヒー豆 トラジャ/200g 商品コード:CS013-200 トラジャ コーヒーは、インドネシア・セラウエシュ島の奥地から輸入された高品質のコーヒー豆です。マンデリンと共に人気の高いコーヒーです。」(http://store.shopping.yahoo.co.jp/sawaya-coffee/cs013-200.html)との記載がある。
(16)「楽天」のウェブサイトの「泉の珈琲 カフェ ド スルス 」の見出しの下に、「インドネシア トラジャ ママサカロシコーヒー」、「【トラジャ ママサカロシ 概略】 ◇生産地 インドネシア 南スラウエシ ママサ県」(http://item.rakuten.co.jp/source/torajya200g/)についての記載がある。
(17)「グルメGYAO」のウェブサイトの「喫茶ミロ」の見出しの下に、「ミロの絵が飾ってある老舗の喫茶店です。レトロな店内は落ち着いた雰囲気でGoodです。珍しい「トラジャコーヒー」が飲めるお店です。」(http://gourmet.gyao.jp/ld_11737/)との記載がある。
(18)「tabelog.com」のウェブサイトの「トップロード (2) (大針 / 喫茶店、カフェ)」の見出しの下に、「トラジャコーヒーが飲める トラジャの珈琲だったように思う。独特の濃さが癖になる珈琲。」(http://u.tabelog.com/000078034/r/rvwdtl/558040/)との記載がある。
第4 請求人は、当審が示した前記第3の証拠調べ通知に対して、何ら意見を述べていない。
第5 当審の判断
本願商標は、前記第1のとおり、「TORAJA」及び「トラジャ」の各文字を普通に用いられる方法で上下二段に横書きしてなるところ、これを構成する「TORAJA」、「トラジャ」の文字は、前記第3の証拠調べ通知のとおり、「コーヒー豆、コーヒー」を取り扱う取引者、需要者間では、「インドネシア スラウェシ島トラジャ高原で栽培されたコーヒー豆」を認識し、また、コーヒーを提供する店舗において、「インドネシア スラウェシ島トラジャ高原で栽培されたコーヒー豆を焙煎したコーヒー」を「トラジャコーヒー」と称して、提供していることよりすれば、本願商標をその指定役務中の「コーヒーの提供」について使用したときには、「インドネシア スラウェシ島トラジャ高原で栽培されたコーヒー豆を焙煎したコーヒーの提供」、すなわち役務の質(内容)を表示するものにすぎないから、自他役務の識別標識としての機能を果たし得ないものといわなければならず、かつ、本願商標を前記以外の「飲食物の提供」に使用するときは、その役務の質について誤認を生じさせるおそれがあるものといわなければならない。
なお、請求人は、「飲食物の提供」という役務に関して、「ブルーマウンテン/BlueMountain」(登録第4260078−11号及び登録第4260078−12号)という商標が登録されているので、本願商標も登録されるべきものである旨主張しているところ、請求人が主張する前記各登録商標の原簿によれば、これらの登録商標は、指定役務「飲食物の提供」について、登録されているという事実が見当たらないから、請求人のその主張を採用することはできない。
以上のとおり、本願商標が商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するとして、本願を拒絶した原査定は妥当なものであって、取り消すことはできない。
よって、結論のとおり審決する。
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