Trademark Appeal Case
称呼の類似と要部抽出
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 不服2008−650134(T2008−650134/J1) |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
1 本願商標
本願商標は、別掲のとおり、「PERFECT TOUCH」の欧文字及び「YVESSAINTLAURENT」の欧文字を上下二段に横書きしてなり、第3類「Foundations.」を指定商品として、2006年6月2日にフランス国においてした商標登録出願に基づいてパリ条約第4条による優先権を主張し、2006年(平成18年)11月15日に国際登録されたものである。
2 引用商標
原査定において、本願商標の拒絶の理由に引用した登録第4411400号商標(以下「引用商標」という。)は、「パーエフェクトタッチ」の片仮名文字及び「PERFECT TOUCH」の欧文字を上下二段に横書きしてなり、平成11年9月13日に登録出願され、第3類「せっけん類,香料類,化粧品,歯磨き」を指定商品として、平成12年8月25日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。
3 当審の判断
本願商標は、別掲のとおり、「PERFECT TOUCH」の文字及び「YVESSAINTLAURENT」の文字からなるところ、その構成中下段の「YVESSAINTLAURENT」の文字部分は、請求人が主張するとおり、著名な商標であり、かつ、上段の「PERFECT TOUCH」の文字部分に比して大きく表されているとしても、このような構成にあっては、それぞれの文字部分が独立して自他商品の識別標識としての機能を果たし得る要部となり得るものであり、また、それぞれの文字部分が、相互になんら共通性を有しないことから、これを常に一体のものとして把握しなければならない特別の理由があるということもできないものである。
そうとすると、本願商標は、「PERFECT TOUCH」の文字部分に相応して、単に「パーフェクトタッチ」の称呼をも生ずるものといわざるを得ず、また、該文字からは、「完全な手ざわり」ほどの観念を生ずるものである。
他方、引用商標は、前記2のとおり、「パーエフェクトタッチ」の片仮名文字及び「PERFECT TOUCH」の欧文字を上下二段に横書きしてなるところ、それぞれの文字部分から、「パーフェクトタッチ」の称呼及び「完全な手ざわり」ほどの観念を生ずるものである。
してみれば、本願商標と引用商標とは、外観において差異が認められるとしても、共に「パーフェクトタッチ」の称呼及び「完全な手ざわり」ほどの観念を生ずるものと認められるものである。
したがって、本願商標と引用商標とは、称呼及び観念を共通にする互いに類似する商標といわざるを得ず、かつ、本願商標の指定商品中には、引用商標の指定商品と同一又は類似の商品が含まれていること明らかであるから、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、妥当であって、取り消すことはできない。
よって、結論のとおり審決する。
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