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結論

敗訴(請求棄却)

商標「美田」の複合商標の称呼一体性(第4条第1項第11号|審判平成11年異議第91319号)

審判番号
平成11年異議第91319号
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「美田」
争点(論点)
複合商標の称呼一体性
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
第33類
最終結論
登録維持(敗訴(請求棄却))

この審決(審判平成11年異議第91319号・異議)は、本件商標「美田」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「複合商標の称呼一体性」です。指定商品・役務は第33類に属します。特許庁は「登録第4280966号商標の登録を維持する」と判断しました(登録維持)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4280966号商標の登録を維持する。

理由テキスト

1 本件商標

本件登録第4280966号商標(以下、「本件商標」という。)は、平成9年6月20日に登録出願され、別記に表示のとおりの構成よりなり、第33類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品を指定商品として、平成11年6月11日に設定登録されたものである。

2 登録異議の申立ての理由

本件商標は、平成6年12月6日に登録出願され、「美田」の文字を縦書きしてなり、第33類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品を指定商品として平成9年8月8日に設定登録された登録第3337167号商標(以下「引用商標」という。)と、称呼及び観念において類似し、同一の指定商品について使用するものであるから、商標法第4条第1項第11号に該当し、その登録は取り消されるべきである。

3 当審の判断

本件商標は、別記のとおり、「鳳凰美田」の文字と、その右側に、該漢字の読みを表したものと認められる「ほうおうびでん」の文字とを二列に縦書きしてなるものであり、「鳳凰美田」「ほうおうびでん」の各文字は同じ書体、同じ大きさで等間隔に表されてなるものである。そうとすれば、本件商標よりは、全体の文字構成に相応して「ホウオウビデン」の一連の称呼のみを生じ、一種の造語よりなるものと判断するのが相当である。

登録異議申立人は、酒造業界においては銘柄名に「鳳凰」の文字を冠した商標が高級な品質の酒について広く使用されていると述べるが、この点を客観的に立証し得る証左はない。

そうすると、「ホウオウビデン」の一連の称呼を生じ、造語よりなる本件商標は、「ビデン」の称呼を生じ、「肥えた田地」の観念を生じる引用商標とは、称呼においてはもとより、外観、観念においても類似するものということはできない。

したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第11号に違反して登録されたものではない。

よって、結論のとおり決定する。

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