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結論

敗訴(請求棄却)

商標「Love」の称呼・観念の類似性(第4条第1項第15号|審判平成11年異議第91189号)

審判番号
平成11年異議第91189号
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「Love」
争点(論点)
称呼・観念の類似性
適用条文
第4条第1項第15号
指定商品・役務の区分
第3類
最終結論
登録維持(敗訴(請求棄却))

この審決(審判平成11年異議第91189号・異議)は、本件商標「Love」について、商標法第4条第1項第15号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼・観念の類似性」です。指定商品・役務は第3類に属します。特許庁は「登録第4277280号商標の登録を維持する」と判断しました(登録維持)。他人の周知・著名な商標と出所混同を生じるおそれがないか、出願前に使用状況まで含めて確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4277280号商標の登録を維持する。

理由テキスト

1 本件商標

本件登録第4277280号商標(以下、「本件商標」という。)は、平成9年12月22日に登録出願され、下記(1)に表示したとおりの構成よりなり、第3類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品を指定商品として、同11年5月28日に設定登録されたものである。

2 登録異議の申立の理由

本件商標は、商品「香水類,乳液,浴用化粧品」等に使用され、世界的に周知・著名な商標「TRUE LOVE」(以下、「引用商標」という。)と「LOVE」の文字部分を共通にするものであるから、本件商標をその指定商品に使用するときは、申立人の業務に係る商品とその出所について混同を生ずるおそれがある。

したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第15号に該当し、その登録は取り消されるべきである。

3 当審の判断

本件商標は、下記(1)に示すとおりやや図案化した「Love」の文字よりなるものであるから、これより「ラブ」(愛)の称呼、観念を生ずるものとみるのが相当である。

他方、引用商標は「TRUE LOVE」の文字よりなるものであるから、これよりは「トゥルーラブ」の一連の称呼と「真実の愛」の如き意味合いを看取させるものである。

そして、本件商標より生ずる「ラブ」の称呼と引用商標より生ずる「トゥルーラブ」の称呼とは、語頭部において「トゥルー」の音の有無という顕著な差異を有するものであるから、称呼上相紛れるおそれはなく、また、観念については各々上記したとおりのものであるから,両者は観念上も明らかに相違するものである。

また、両者の構成は上記のとおりであるから、外観上は互いに区別し得る差異を有するものである。

そうとすれば、本件商標と引用商標は、称呼・観念及び外観上相紛れるおそれのない非類似の商標と認められるものである。

したがって、本件商標と引用商標とは、商標が著しく相違するものであるから、商標権者が本件商標をその指定商品に使用しても、該商品が申立人又は申立人と何らかの関係のある者の業務に係る商品であるかのように、その商品の出所について誤認・混同を生じさせるおそれがあるものとは認められない。

してみれば、本件商標は、商標法第4条第1項第15号に違反して登録されたものでない。

よって、結論のとおり決定する。

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