結論テキスト
本願商標は、登録すべきものとする。
Trademark Appeal Case
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
| 審判番号 | 不服2010−658(T2010−658/J1) |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 勝訴(請求認容) |
本願商標は、「ボスバーガー」の文字を標準文字で表してなり、第30類及び第43類に属する願書記載のとおりの商品及び役務を指定商品及び指定役務として、平成20年6月10日に登録出願され、指定商品及び指定役務については、平成22年1月13日付け手続補正書により、第30類「ハンバーガー」と補正されているものである。
原査定において、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして引用する登録商標は以下のとおりであり、いずれも現に有効に存続しているものである。
(1)登録第4037376号(以下「引用商標1」という。)
引用商標1は、別掲1のとおりの構成よりなり、1995年2月27日にオーストリア共和国においてした商標登録出願に基づきパリ条約第4条による優先権を主張して、平成7年7月7日に登録出願、第30類「穀物の加工品,サンドイッチ,すし,ピザ,べんとう」を指定商品として、平成9年8月1日に設定登録されたものである。
(2)登録第4953081号(以下「引用商標2」という。)
引用商標2は、別掲2のとおりの構成よりなり、平成17年6月1日に登録出願、別掲4(1)に記載のとおりの商品を指定商品として、平成18年5月19日に設定登録され、その後、商標登録の取消し審判により、指定商品中、別掲4(2)に記載のとおりの商品について登録を取り消すべき旨の審決がされ、平成21年11月13日にその確定審決の登録がされたものである。
(3)登録第4953082号(以下「引用商標3」という。)
引用商標3は、別掲3のとおりの構成よりなり、平成17年6月1日に登録出願、別掲4(1)に記載のとおりの商品を指定商品として、平成18年5月19日に設定登録され、その後、商標登録の取消し審判により、指定商品中、別掲4(2)に記載のとおりの商品について登録を取り消すべき旨の審決がされ、平成21年11月13日にその確定審決の登録がされたものである。
なお、これらをまとめていうときは「引用商標」という。
本願商標は,前記1のとおり、「ボスバーガー」の片仮名を同じ書体、同じ大きさ、等間隔に一体的に表してなるものであり、これより生ずる「ボスバーガー」の称呼も長音を含めても6音であって、よどみなく一連に称呼し得るものである。
そして、構成後半の「バーガー」の文字が、本願指定商品を取り扱う業界において、「○○バーガー」というように使用されているとしても、直ちに特定の商品や品質を表すものとして理解されるとまではいうことができない。
そうとすると、本願商標は、構成全体をもって不可分一体の商標として取引に資するというのが相当であり、これよりは、「ボスバーガー」の称呼のみを生ずるものと認められる。
してみれば、本願商標から「ボス」の称呼を生ずるとし、その上で、本願商標と引用商標とが称呼上類似するものとして、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、妥当でなく、取消を免れない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
Next Action
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