結論テキスト
本願商標は、登録すべきものとする。
Trademark Appeal Case
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
| 審判番号 | 不服2010−20997(T2010−20997/J1) |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 勝訴(請求認容) |
本願商標は、別掲のとおり「SRGreen」の欧文字と「エスアールグリーン」の片仮名文字を二段に書してなり、第2類「着色剤,塗料,染料,顔料」を指定商品として、平成21年5月12日に登録出願されたものである。
原査定は、「本願商標は、商品の記号、符号として容易に採択、使用され得る欧文字の二字『SR』と、色彩を表す『Green』の文字を、『SRGreen』と書してなるものであり、指定商品中、緑色の着色剤,緑色の塗料,緑色の染料,緑色の顔料に使用するときは、需要者をして何人の業務に係る商品であるかを認識させることができないものである。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第6号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるから、同法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。
本願商標は、「SRGreen」の欧文字と「エスアールグリーン」の片仮名文字を二段に書してなるところ、欧文字及び片仮名文字の各構成文字は、それぞれ同じ書体、同じ大きさで、軽重の差なく書されたものであって、全体として外観上まとまりよく一体的に表されており、また、これより生ずると認められる「エスアールグリーン」の称呼も、格別冗長というべきものではなく、よどみなく一連に称呼し得るものである。
そして、このような構成においては、本願商標を「SR」の文字と「Green」の文字とに分離してみなければならない特段の事情は見いだせない。また、「SRGreen」の文字及び「エスアールグリーン」の文字は、特定の成語としての意味合いを有するものではない。
してみれば、本願商標は、全体として一体不可分の造語として把握し、認識されるとみるのが相当であり、これをその指定商品に使用しても、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものであるから、需要者が何人かの業務に係る商品であることを認識することができないものとはいえない。また、これをその指定商品中のいずれの商品について使用しても、商品の品質について誤認を生じさせるおそれはないものというべきである。
したがって、本願商標が、商標法第3条第1項第6号及び同法第4条第1項第16号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、妥当でなく、取消しを免れない。
その他、本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
Next Action
類似審決の追加調査から中間応答、新規出願の費用確認まで、この審決を起点に次のアクションへ進めます。
商標の登録可能性を無料で確認するか、費用の目安を料金表・シミュレーターで把握できます。