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結論

勝訴(請求認容)

商標「宇宙」の結合商標の要部抽出(第4条第1項第11号|審判不服2011−2501(T2011−2501/J1))

審判番号
不服2011−2501(T2011−2501/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「宇宙」
争点(論点)
結合商標の要部抽出
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2011−2501(T2011−2501/J1)・不服)は、本件商標「宇宙」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「結合商標の要部抽出」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「宇宙のくつ下」の文字を横書してなり、第25類「靴下」を指定商品として、平成22年4月23日に登録出願されたものである。

2 引用商標

原査定において、本願の拒絶理由に引用した登録第5038451号商標(以下「引用商標」という。)は、「宇宙」の文字を標準文字で表してなり、平成18年10月5日に登録出願、第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物,仮装用衣服」を指定商品として、同19年4月6日に設定登録されたものである。

3 当審の判断

本願商標は、「宇宙のくつ下」の文字を書してなるところ、構成各文字は、同書、同大、等間隔で外観上まとまりよく一体的に表されており、しかも、これより生ずる「ウチュウノクツシタ」の称呼も格別冗長とはいえず、よどみなく一連に称呼し得るものである。

そして、当審における平成23年3月10日付け手続補足書によって提出された新聞、通信販売サイト、展示会等の資料によれば、「宇宙のくつ下」の文字は、請求人の商品の「靴下」の名称として紹介されており、常に一体のものとして使用され、その靴下が販売されている事実が認められるものである。

また、その構成中の「くつ下」の文字が、本願指定商品の「靴下」を表記したものであるとしても、かかる構成においては、殊更に「のくつ下」の部分を省略し、「宇宙」の文字部分のみをもって取引にあたるとはいい難く、全体をもって一つの商標として認識されるというべきであって、一体不可分の一種の造語を表したものとして認識、把握されるとみるのが相当である。

したがって、本願商標から、単に「ウチュウ」の称呼及び「すべての天体を含む空間」の観念をも生ずるとし、その上で本願商標と引用商標とが類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、妥当ではなく、取消を免れない。

その他、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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