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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第16号「商標の品質誤認性」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2011−14555(T2011−14555/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2011−14555(T2011−14555/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
商標の品質誤認性
適用条文
第4条第1項第16号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2011−14555(T2011−14555/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第16号への該当性が争われた事例です。主な争点は「商標の品質誤認性」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲のとおりの構成からなり、第3類、第41類及び第44類に属する出願時の願書に記載のとおりの商品を指定商品として平成22年2月10日に登録出願され、その後、指定商品については、当審における同23年7月6日受付の手続補正書により、第3類「化粧せっけん,シャンプー,ハンドクリーナー,薬用せっけん,歯磨き,化粧品,植物性天然香料,動物性天然香料,合成香料,調合香料」と補正されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点

原査定は、「本願商標は、指定商品との関係において『化粧品』の意を表す『cosmetics』の文字を有してなるから、これを本願指定商品中の「化粧品」以外の商品に使用するときは、商品の品質について誤認を生じさせるおそれがあるものと認める。したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第16号に該当する。」旨判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、別掲のとおり「Of cosmetics」の文字からなり、その構成文字は外観上まとまりよく一体的に表されているものである。そして、これから生じる「オブコスメティクス」の称呼もよどみなく一連に称呼し得るものである。

また、本願商標は、その構成中の「cosmetics」の文字(語)が「化粧品」の意味を有するとしても、かかる構成及び称呼においては、看者をして該文字を商品の品質を表示したものと認識するというより、むしろ、「Of cosmetics」の文字は一体不可分のものと認識されるものと判断するのが相当である。

さらに、本願商標は、その指定商品との関係において、これに接する取引者、需要者がその構成中の「cosmetics」の文字部分のみを捉え、当該文字を商品の品質を表示したものと認識するというべき事情も見いだせない。

してみれば、本願商標は、これをその指定商品に使用しても商品の品質について誤認を生じさせるおそれはないものといわなければならない。

したがって、本願商標が商標法第4条第1項第16号に該当するとして、本願を拒絶した原査定は妥当でなく取消しを免れない。

その他、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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