1 本願商標
本願商標は,「和幸グループ」の文字を標準文字で表してなり,第30類「菓子及びパン,みそ,ウースターソース,グレービーソース,ケチャップソース,しょうゆ,食酢,酢の素,とんかつソース,そばつゆ,ドレッシング,ホワイトソース,マヨネーズソース,焼肉のたれ,ごま塩,食塩,すりごま,セロリーソルト,穀物の加工品,ぎょうざ,サンドイッチ,しゅうまい,すし,たこ焼き,肉まんじゅう,ハンバーガー,ピザ,べんとう,ホットドッグ,ミートパイ,ラビオリ」を指定商品として,平成22年6月21日に登録出願されたものである。
2 原査定の拒絶の理由
本願商標は,「ワコウ」の称呼を生ずる登録第1645106号商標,同第1833786号商標,同第1923130号商標,同第1965048号商標,同第2006291号商標,同第2707939号商標,同第5351622号商標,同第5351623号商標,同第5351624号商標,同第5351625号商標,同第5351626号商標,同第5351627号商標,同第5351628号商標,同第5351629号商標,及び同第5351630号商標(以下,まとめて「引用商標」という。)と同一又は類似であって,同一又は類似の商品について使用をするものであるから,商標法第4条第1項第11号に該当する。
3 当審の判断
本願商標は,前記1のとおり,「和幸グループ」の文字を表してなるところ,その構成各文字は,同書,同大,等間隔でまとまりよく一体的に表されており,これより生ずる「ワコウグループ」の称呼も無理なく一連に称呼し得るものである。
そして,本願商標の構成中,「グループ」の文字部分が,「【group】群。集団。共通点をもつ人や物の集まり。」等の意味を有する語(広辞苑第六版)であるとしても,本願商標に係る構成においては,その構成全体をもって一体不可分の造語と理解,把握されるとみるのが自然である。
そうとすれば,本願商標は,その構成文字全体に相応した「ワコウグループ」の一連の称呼を生ずるものというのが相当である。
したがって,本願商標から「ワコウ」の称呼をも生ずるとし,その上で,本願商標と引用商標とが称呼上類似するものとして,本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は,妥当でなく,取消しを免れない。
その他,政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって,結論のとおり審決する。