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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第16号「商標の分離認定と品質誤認」の商標審決・判断理由(審判番号:平成10年審判第3402号|拒絶査定取消・登録)

審判番号
平成10年審判第3402号
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
商標の分離認定と品質誤認
適用条文
第4条第1項第16号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判平成10年審判第3402号・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第16号への該当性が争われた事例です。主な争点は「商標の分離認定と品質誤認」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「PROCREAM」の欧文字を左横書きしてなり、第29類「食肉,食用魚介類(生きているものを除く。),肉製品,加工水産物,豆,加工野菜及び加工果実,卵,加工卵,乳製品,食用油脂,カレー・シチュー又はスープのもと,なめ物,お茶漬けのり,ふりかけ,油揚げ,凍り豆腐,こんにゃく,豆乳,豆腐,納豆,食用たんぱく」を指定商品として、平成7年9月6日に登録出願されたものである。

2 原査定の理由

原査定は、「本願商標は、『CREAM』の文字を有するから、これを本願指定商品中『クリーム』以外の商品に使用するときは、その商品の品質について誤認を生じさせるおそれがあるものと認める。したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第16号に該当する。」と認定して、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、「PROCREAM」の文字を書してなるところ、該文字は、同書、同大、等間隔に軽重の差なく一体的に表されており、殊更、これを「PRO」と「CREAM」の各文字部分とに分離して称呼、観念しなければならない特段の事由が存するとも認められないものである。

そうとすれば、本願商標は、「プロクリーム」とのみ一連に称呼され、かつ、特定の意味合いを有しない造語を表した商標とみるのが相当である。

してみれば、本願商標は、上記の如く一連の造語よりなる商標と認められるものであるから、これを、その指定商品中のいずれの商品について使用しても、何ら商品の品質について誤認を生じさせるおそれはないものと認められる。

したがって、本願商標を商標法第4条第1項第16号に該当するものとして拒絶した原査定は、妥当なものでなく取り消しを免れない。

その他、本願について拒絶をすべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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