sokuhyo弁理士法人WATT 監修

A判定なら印紙代込み全額返金

結論

勝訴(請求認容)

商標「Uメモ」の称呼類似と観念の相違(第4条第1項第11号|審判不服2011−22868(T2011−22868/J1))

審判番号
不服2011−22868(T2011−22868/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「Uメモ」
争点(論点)
称呼類似と観念の相違
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2011−22868(T2011−22868/J1)・不服)は、本件商標「Uメモ」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼類似と観念の相違」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「YouMemo」の欧文字を横書してなり、第9類に属する願書記載のとおりの商品を指定商品として、平成22年1月27日に登録出願されたものであり、その後、指定商品については、同年12月16日付、及び当審における同23年10月24日付手続補正書により、最終的に第9類「コンピュータソフトウェア」に補正されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

原査定において、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして本願の拒絶の理由に引用した登録第5258632号商標(以下、「引用商標」という。)は「Uメモ」の文字を標準文字で表してなり、平成20年7月29日登録出願、第9類及び第42類に属する商標登録原簿に記載されたとおりの商品及び役務を指定商品及び指定役務として、同21年8月21日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。

3 当審の判断

本願商標は、「YouMemo」の文字を書してなるものであり、一方、引用商標は、「Uメモ」の文字を標準文字で表してなるものであって、それぞれの構成文字に相応してともに「ユウメモ」の称呼が生じるものである。

そこで、本願商標と引用商標を比較すると、両者は「ユウメモ」の称呼を共通にするものであるが、その外観は、一見して判然と区別し得る差異を有するものである。

次に、観念について比較すると、本願商標の構成は、「あなた」の意味を有する語として親しまれた英語「you」と「覚書、メモ」程の意味を有する英語「memo」の文字を組み合わせて一連に表したものと容易に把握されるものであり、一方、引用商標は、欧文字の一種「U」の文字と上記英語「memo」に通ずる「メモ」の片仮名を組み合わせたものと看取されるものである。そして、両者は、その構成において後半部分の「Memo」及び「メモ」の文字からともに「覚書、メモ」程の意味合いを想起させるものの、構成前半部分の「You」及び「U」の文字から生ずる「あなた」及び「欧文字の『U』」の観念が著しく異なることから、両商標の構成全体としての観念においても明らかに相違し、取引者・需要者に全く異なる印象を与えるものである。

してみれば、本願商標と引用商標は、観念上も相紛れることのない非類似の商標であるというのが相当である。

以上からすると、本願商標と引用商標とは、称呼を共通にするとしても、外観において十分に区別し得る差異を有するものであって、また、観念においても相違するものであることを総合して全体的に考察すれば、両商標を同一又は類似する商品について使用しても、全体として取引者・需要者に与える印象、記憶、連想等が異なるものとなって、出所の混同を生ずるおそれはないものとみるのが相当である。

したがって、本願商標と引用商標とが類似するものとして、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、妥当なものではなく、取消しを免れない。

その他、本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

A判定なら印紙代込み全額返金

過去の審決を調べたあと、登録可能性を無料で確認しませんか?

Sokuhyoなら約1分でAI判定(A〜C)。A判定なら印紙代込みの全額返金保証が付きます。

無料でAI商標調査を試す(約1分)

第4条第1項第11号が問題となった他の審決です。

第4条第1項第11号の審決をもっと見る

Next Action

関連する調査・サービス

類似審決の追加調査や区分・類似群の確認、中間応答の相談へ進めます。

次の一歩へ

商標の登録可能性を無料で確認するか、費用の目安を料金表・シミュレーターで把握できます。