結論テキスト
本願商標は、登録すべきものとする。
Trademark Appeal Case
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
| 審判番号 | 不服2012−4988(T2012−4988/J1) |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 勝訴(請求認容) |
本願商標は、別掲1のとおりの構成よりなり、第21類及び第44類に属する願書に記載のとおりの商品及び役務を指定商品及び指定役務として、平成23年2月2日に登録出願され、指定商品及び指定役務については、原審における同年6月10日受付の手続補正書及び同年7月25日付け手続補正書により、最終的に、第21類及び第44類に属する別掲2に記載のとおりの商品及び役務に補正されたものである。
原査定は、「本願商標は、ローマ字2文字の『FC』(『F』の二番目の横線が『C』に接している)からなる標章であるところ、未だ普通に用いられる方法の域を脱しない方法をもって表されたものであり、これは極めて簡単で、かつ、ありふれた標章のみからなる商標である。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第5号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。
本願商標は、別掲1のとおりの構成よりなるところ、これは、「F」と「C」の文字を組み合わせたものであることは容易に理解できるものの、「C」の文字の左側部分が「F」の文字領域に入り込んでおり、「F」の文字部分の2番目の横線部分の右側と「C」の文字部分の左側が一部分結合されている特徴を有していることに加え、「F」の文字部分である縦線及び横線は、先端側が膨らんだやや肉太に描かれ、「C」の文字部分である曲線も上下の先端から内側に続くカーブ部分は徐々に細くなり、中央部にかけて再び徐々に肉太に描かれている特徴を有していることから、全体としてまとまりよい一体的なデザインのモノグラムとして認識されるとみるのが相当である。
してみれば、本願商標は、モノグラムとして認識される特徴ある構成態様よりなるものであるから、このような構成態様からなる文字が、商品及び役務の種別や規格等を表示する記号、符号として取引上類型的に使用されているとはいえず、ありふれた標章とはいえないものである。
してみれば、本願商標は、極めて簡単で、かつ、ありふれた標章のみからなる商標とはいえず、自他商品及び役務の識別標識としての機能を果たし得るものといわなければならない。
したがって、本願商標が商標法第3条第1項第5号に該当するとして、本願を拒絶した原査定は、妥当でなく、取消しを免れない。
その他、本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
Next Action
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