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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「普通名称の図案化と識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:平成10年審判第9693号|拒絶査定取消・登録)

審判番号
平成10年審判第9693号
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
普通名称の図案化と識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判平成10年審判第9693号・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「普通名称の図案化と識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲に示すとおりの構成よりなり、第30類「海産物入りヌードル」を指定商品として、平成6年6月20日に登録出願されたものである。

2 原査定の理由

原査定は、「本願商標は、魚介類などの海産物を使った食物を認識させる『SEAFOOD』の文字に、該文字のほぼ中央を横断するように波線の図形を描いてなるが、該構成は、いまだ普通に用いられる態様を脱しているものとは認められないから、これを本願の指定商品に使用しても、単に、その商品の品質、原材料を表示するにすぎない。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定して、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

よって、判断するに、「seafood(シーフード)」の語が、指定商品に関し「魚介類等の海産物」等を指称する外来語(英語)として普通に使用されているものであるにしても、本願商標は、別掲のとおり、先頭の「S」の文字を他の「EAFOOD」の文字よりも大きく表し、かつ、肉太に表されたこれらの構成文字の回りを細線で縁取りし、該「SEAFOOD」の文字の中央部の左端から右端にかけて波線を描き、全体が図案化して表されてなるものであるから、普通に用いられる方法で表したものとはいえず、自他商品の識別標識としての機能を十分に果たし得るものとみるのが相当である。

したがって、本願商標を、商標法第3条第1項第3号に該当するものとして拒絶した原査定は、妥当なものでなく取り消しを免れない。

その他、本願について拒絶をすべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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