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結論

敗訴(請求棄却)

商標「BOURBON」と商品出所の混同(第4条第1項第15号|審判異議2000−90137(T2000−90137/J7))

審判番号
異議2000−90137(T2000−90137/J7)
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「BOURBON」
争点(論点)
「BOURBON」と商品出所の混同
適用条文
第4条第1項第15号
指定商品・役務の区分
第32類
最終結論
登録維持(敗訴(請求棄却))

この審決(審判異議2000−90137(T2000−90137/J7)・異議)は、本件商標「BOURBON」について、商標法第4条第1項第15号への該当性が争われた事例です。主な争点は「「BOURBON」と商品出所の混同」です。指定商品・役務は第32類に属します。特許庁は「登録第4326724号商標の登録を維持する」と判断しました(登録維持)。他人の周知・著名な商標と出所混同を生じるおそれがないか、出願前に使用状況まで含めて確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4326724号商標の登録を維持する。

理由テキスト

1 本件商標

本件登録第4326724号商標(以下、「本件商標」という。)は、平成10年6月17日に登録出願され、「BOURBON」と「ココアの精」の各文字を二段に書してなり、第32類「ココアを加味した清涼飲料」を指定商品として、平成11年10月22日に設定登録されたものである。

2 登録異議申立人の取り消し理由

本件商標は、特定の品質を有するウイスキーの普通名称である「BOURBON」の文字を有するから、バーボンウイスキーの製造者(米国における蒸留酒販売業者組合というべき団体)またはそれと何らかの関係を有する者の商品であるかの如く、商品の出所について混同を生ずるおそれがある。

したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第15号に該当し、その登録は取り消されるべきである。

3 当審の判断

よって判断するに、商品「ウイスキー」の一種である「バーボンウイスキー(Bourbon whisky)」の名称は、一定の品質、製造方法等のもとで製造された「ウイスキー」についてのみ使用できるものであるとしても、上記「ウイスキー」と本件商標の指定商品である「ココアを加味した清涼飲料」とは、その製造者、取引系統、販売場所、需要者等を著しく異にする非類似の商品であるために、需要者が両商品を誤認、混同するおそれはないものとみるのが相当である。

また、我が国において「BOURBON」語は「ブルボン王朝」を指称する語として知られている一方、食品業界にあっては「洋菓子」を取り扱う商標権者の業務に係る商標として著名なものである。

そうとすれば、本件商標はこれをその指定商品について使用しても、当該商品がバーボンウイスキーの製造者(米国における蒸留酒販売業者組合というべき団体)またはそれと何らかの関係を有する者の業務に係るものであるかの如く、その商品の出所について混同を生ずるおそれがあるものとは認めがたい。

したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第15号に違反して登録されたものではない。

よって、本件商標は、商標法第43条の3第4項の規定により、結論の通り決定する。

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