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結論

勝訴(請求認容)

商標「ザ・B級品」のザ・B級品の識別力(第3条第1項第3号|審判不服2013−11219(T2013−11219/J1))

審判番号
不服2013−11219(T2013−11219/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「ザ・B級品」
争点(論点)
ザ・B級品の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2013−11219(T2013−11219/J1)・不服)は、本件商標「ザ・B級品」について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「ザ・B級品の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「ザ・B級品」の文字を標準文字で表してなり、第21類「愛玩動物用排泄物処理材」を指定商品として、平成23年11月14日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由(要旨)

原査定は、「本願商標の構成中、『ザ』の文字は、『普通名詞の前に付いて、同類のものの中で特に代表的・典型的なものとして強調する語。』として特段の意味を有しない語であって、また、『B級』の文字は、『Aクラスに次ぐ第2位の等級。』を意味する語であり、本願商標全体としては、『第2位の等級の品』程の意味合いを有するものといえるから、本願商標をその指定商品に使用するときは、単にその商品が『第2位の等級の品』であること、すなわち商品の品質を普通に用いられる方法で表示するものといえる。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、上記1のとおり、「ザ・B級品」の文字よりなるところ、該文字は、原審説示の意味合いを暗示させる場合があるとしても、その指定商品との関係においては、商品が有する一定の品質を表示するものとして認識し、理解させるものということは困難である。

また、当審において職権をもって調査するも、「ザ・B級品」の文字が、本願の指定商品の品質等を表示するものとして、取引上一般に使用されている事実は発見することができず、請求人の使用事例が認められたのみである。さらに、本願の指定商品の取引者、需要者が、該文字を商品の品質等を表示したものと認識するというべき事情も発見できなかった。

そうすると、本願商標は、その指定商品に使用しても、商品の品質等を表示するものとして認識されるとはいえず、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものである。

したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、取消しを免れない。

その他、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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