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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「称呼の要部抽出判断」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2000−3060(T2000−3060/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2000−3060(T2000−3060/J1)
審判種別
不服

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
称呼の要部抽出判断
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2000−3060(T2000−3060/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の要部抽出判断」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「ぽっぽ亭」の文字を横書きしてなり、平成10年10月6日に登録出願され、指定役務については願書記載のとおりである。

2 原査定の引用商標

原査定において、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとして拒絶の理由に引用した登録第3138170号商標は、「ポッポ」の文字を横書きしてなり、平成4年9月7日に登録出願、同8年3月29日に設定登録され、指定役務については商標登録原簿に記載のとおりである。同じく登録第3139011号商標は、「ポッポ」の文字を横書きしてなり、平成4年9月24日に登録出願、同8年4月30日に設定登録され、指定役務については商標登録原簿に記載のとおりである。同じく登録第3153369号商標は、別掲に表示したとおりの構成よりなり、平成4年9月29日に登録出願され、同8年5月31日に設定登録され、指定役務については商標登録原簿に記載のとおりである(以下、これらを一括して「引用商標」という)。

3 当審の判断

本願商標は、上記のとおり「ぽっぽ亭」の文字よりなるところ、構成各文字は同じ書体、同じ大きさでまとまりよく表されているばかりでなく、全体をもって称呼してもよどみなく一連に称呼し得るものである。そして、構成中の「亭」の文字は屋号、店名等の末尾に採用されることの多い文字であり、「亭」の文字を含めて一体として一つの屋号、店名等を表すものと一般に理解されていることからすると、該「ぽっぽ亭」の文字も、これを全体をもって屋号、店名等を表した一体不可分のものと認識されるとみるのが相当である。

そうとすれば、本願商標は、その構成文字に相応して「ポッポテイ」の称呼のみを生ずるものといわざるを得ないから、本願商標より「ポッポ」の称呼をも生ずるとし、そのうえで本願商標と引用商標とが称呼上類似するものとして本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当すると認定した原査定の拒絶理由は妥当でなく、その理由をもって本願を拒絶すべきものとすることはできない。

その他、本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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