Trademark Appeal Case
商標の書体・記号差異と類似
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 平成5年審判第6189号 |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
1 本願商標
本願商標は、別紙に表示したとおりの構成よりなり、第24類「おもちゃ 人形 娯楽用具 運動具 釣り具 楽器演奏補助品 蓄音機 レコード これらの部品および附属品」を指定商品として、平成3年12月4日に登録出願されたものである。
2 当審において引用した商標
これに対し、当審において、平成10年5月29日付け拒絶理由通知書で本願商標は商標法第4条第1項第11号に該当するものとして引用した登録第2723399号商標(以下「引用商標」という。)は、別紙に示すとおりの構成よりなり、第24類「おもちゃ、人形、娯楽用具、運動具(運動用特殊衣服を除く。)、釣り具、楽器、演奏補助品、蓄音機、レコードこれらの部品および附属品」を指定商品として、昭和63年1月7日に登録出願、平成9年10月31日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。
3 当審の判断
本願商標及び引用商標は、それぞれ別紙に表示したとおり、ともに「Y」の文字と「s」の文字をアポストロフィー「’」で結合してなるものである。そして、本願商標は、ローマン体風に表され、引用商標は、ゴシック体風に表され、アポストロフィーの位置が「s」の文字の真上か右上かの差異があるとしても、両商標は、文字の配列を同じくするだけでなく、ともに「s」の文字は「Y」の文字の半分程度に小さく表され、両書体も近似したものであるから、本願商標と引用商標は、外観において類似するものである。
また、本願商標と引用商標は、その構成よりともに「ワイズ」の称呼を生ずるものであるから、称呼上類似の商標である。
したがって、本願商標と引用商標とは、外観及び称呼上類似する商標であり、かつ、指定商品も同一または類似のものであるから、本願商標は商標法第4条第1項第11号に該当し、登録することができない。
なお、請求人は、平成11年1月6日付の回答書において、引用商標に対する無効審判を起こす予定があるので、暫くの猶予をほしい旨の主張をしているが、何らその手続がなされないので、本件はこれを待たずに判断した。
よって、結論のとおり審決する。
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