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結論

敗訴(請求棄却)

商標「初呑切り」の初呑切りの識別力(第3条第1項第3号|審判平成11年異議第90834号)

審判番号
平成11年異議第90834号
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「初呑切り」
争点(論点)
初呑切りの識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
第28類
最終結論
登録維持(敗訴(請求棄却))

この審決(審判平成11年異議第90834号・異議)は、本件商標「初呑切り」について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「初呑切りの識別力」です。指定商品・役務は第28類に属します。特許庁は「登録第4243160号商標の登録を維持する」と判断しました(登録維持)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4243160号商標の登録を維持する。

理由テキスト

1 本件商標

本件登録第4243160号商標(以下、「本件商標」という。)は、平成1年2月21日に登録出願され、「初呑切り」の文字を書してなり、第28類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品を指定商品として、同11年2月26日に設定登録されたものである。

2 登録異議の申立ての理由

日本酒の醸造業界においては、貯蔵中の酒が健全に貯蔵されているか否かを検査したり、香味の変化を調べたりすることを「呑切り」といい、その第1回目の呑切りを「初呑切り」と称している。

したがって、本件商標は、これをその指定商品について使用しても、単に、商品の生産方法を表したに過ぎないものであるから、商標法第3条第1項第3号に該当し、その登録は取り消されるべきである。

3 当審の判断

申立人の提出に係る証拠を検討し、かつ、職権をもって調査したが、「初呑切り」の語が申立人主張の意味合いで用いられていることは認められるにしても、その指定商品の生産方法を普通に用いられる方法で表示する標章として取引者・需要者の間に認識されているものとは認められない。

したがって、本件商標は、商標法第3条第1項第3号に違反して登録されたものではない。

その他、本件商標の登録を取り消すべき理由及び証拠は、発見しない。

よって、結論のとおり決定する。

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