sokuhyo

Trademark Appeal Case

著名商標との混同のおそれ

本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。

基本情報

審判番号平成10年審判第4102号
審判種別不服
結論敗訴(請求棄却)

結論テキスト

本件審判の請求は、成り立たない。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、下記に表示したとおりの構成よりなり、第25類「洋服、コート、セーター類、ワイシャツ類、寝巻き類、下着、水泳着、水泳帽、エプロン、えり巻き、靴下、ゲートル、毛皮製ストール、ショール、スカーフ、足袋、足袋カバー、手袋、布製幼児用おしめ、ネクタイ、ネッカチーフ、マフラー、耳覆い、運動用特殊衣服、運動用特殊靴(「乗馬靴」を除く。)」を指定商品として、平成6年8月2日に登録出願されたものであるが、指定商品については、平成10年3月18日付けの手続補正書をもって、「洋服、コート、セーター類、ワイシャツ類、寝巻き類、下着、水泳着、水泳帽、エプロン、えり巻き、靴下、ゲートル、毛皮製ストール、ショール、スカーフ、足袋、足袋カバー、手袋、布製幼児用おしめ、ネクタイ、ネッカチーフ、マフラー、耳覆い」と補正しているものである。

2 当審の新たな拒絶理由

本願商標は、その構成中の一部に、米国ニューヨーク生まれの著名なデザイナーである「ラルフ・ローレン」(注、同人の関連企業「ザ ポロ/ローレン カンパニー リミテッド パートナーシップ 」)が、1970年代より現在まで「眼鏡、紳士服、シャツ等の商品に長年に亘って使用してきた結果、本願商標の登録出願時に、我が国で、当該文字よりなる商標は、上記デザイナーである「ラルフ・ローレン」(「ザ ポロ/ローレン カンパニー リミテッド パートナーシップ」)の業務に係る商品を表わす商標として、取引者・需要者の間に広く認識されていた「POLO」の文字を有してなるものであるから、これを請求人(出願人)が、その指定商品について使用した場合には、上記「ラルフ・ローレン」に係る商品又は同人と何らかの関係のある企業の業務に係る商品であるかの如く、その商品の出所について誤認・混同を生じさせるおそれがある。

したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第15号に該当するものと認められる。

3、請求人(出願人)は、上記2の拒絶理由に対し指定期間内に何ら意見を述べない。

4当審の判断

よって判断するに、本願商標は下記に表示したとおりの構成よりなるものである。

ところで、(株)講談社 昭和53年7月20日発行「男の一流品大図鑑」、サンケイ マーケッティング 昭和58年9月28日発行「舶来ブランド事典'84ザ・ブランド」、(株)洋品界 昭和55年3月発行「海外ファッション・ブランド総覧1980年版」、(株)スタイル社1971年7月発行「dansen男子専科」、(株)チャネラー 昭和54年9月発行別冊チャネラー「ファッション・ブランド年鑑'80版」、「男の一流品大図鑑'81年版」(昭和55年11月発行)、婦人画報社 昭和55年12月発行「MEN'S CLUB 1980,12」、「世界の一流品大図鑑'81年版」(昭和56年5月発行)等によれば、「POLO」の欧文字は、アメリカ合衆国の世界的に著名なデザイナーである「ラルフ・ローレン」(「ザ ポロ/ローレン カンパニーリミテッド パートナーシップ」)が、「眼鏡、ネクタイ、紳士服、シャツ、セーター、靴、カバン」等の商標として長年に亘って使用した結果、本願商標出願時には、既に我が国においても、上記「ラルフ・ローレン」(「ザ ポロ/ローレン カンパニーリミテッド パートナーシップ」)の業務に係る商品を表わす商標として、取引者、需要者の間に広く認識されていたものと認められるものである。

そうとすると、前記「ラルフ・ローレン」(「ザ ポロ/ローレン カンパニーリミテッド パートナーシップ」)が「眼鏡、ネクタイ、紳士服、シャツ、セーター、靴、カバン」等に使用するものとして著名な「POLO」と同じ文字をその構成中の一部に有してなる本願商標を、請求人(出願人)がその指定商品について使用した場合、これに接する取引者、需要者は、「ラルフ・ローレン」(「ザ ポロ/ローレン カンパニーリミテッド パートナーシップ」)の業務に係る商品又は同人と何らかの関係を有する者の業務に係る商品であるかの如く、その商品の出所について誤認し混同を生ずるおそれがある。

したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第15号に該当し、登録することができない。

よって、結論のとおり審決する。

Next Action

次の一手につながるサービス

類似審決の追加調査から中間応答、新規出願の費用確認まで、この審決を起点に次のアクションへ進めます。

次の一歩へ

商標の登録可能性を無料で確認するか、費用の目安を料金表・シミュレーターで把握できます。