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結論

敗訴(請求棄却)

第4条第1項第7号「公共施設名の商標登録の適否」の商標審決・判断理由(審判番号:平成9年審判第4792号|請求不成立)

審判番号
平成9年審判第4792号
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
公共施設名の商標登録の適否
適用条文
第4条第1項第7号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
請求不成立(敗訴(請求棄却))

この審決(審判平成9年審判第4792号・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第7号への該当性が争われた事例です。主な争点は「公共施設名の商標登録の適否」です。特許庁は「本件審判の請求は、成り立たない」と判断しました(請求不成立)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

本件審判の請求は、成り立たない。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別紙に表示した構成よりなり、第33類「日本酒」を指定商品として、平成7年2月20日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

原査定は、本願商標は、商標法第4条第1項第7号に該当するとして本願を拒絶したものである。

3 請求人の主張および請求人への審尋

請求人は、「本願商標は、宮崎県南郷村にある博物館『西の正倉院』を指称するものであって、公の秩序、善良の風俗を害するおそれはない」旨主張したものの、請求人と当該施設の関係についての主張、立証はなされてはいないものである。

そこで、審判長は請求人に対して要旨以下内容の審尋書を発し意見を求めた。

(審尋書の要旨)

請求人は、審判請求書の請求の理由において、「本願商標は、宮崎県東臼杵郡南郷村の施設(博物館)『西の正倉院』を指称するものである」旨述べているところ、該施設は、前記南郷村が地域おこしの一環として建設した博物館であって、専ら当該村の管理・所有に係るものと認められる。しかして、かかる公的性格を有する公共物の名称を一私人である請求人(出願人)が商標として採択・使用することに関して、正当な権限に基づくものであるかどうかの点について釈明されたい。

そして、この審尋に対し、所定期間内に正当な権限に基づく旨の事情が明らかにされないときは、原査定摘示の条項(商標法第4条第1項第7号)に基づき、本願商標は、公共の秩序を阻害し又は商慣行上穏当を欠くものとして、本願を拒絶すべきものとする。

4 当審の判断

上記審尋に対して、指定期間内に請求人からはなんらの応答もなかった。

しかして、この審尋書の内容は妥当なものと判断され、本願商標は、公共の秩序を阻害し又は商慣行上穏当を欠くものといわなければならない。

したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第7号に該当し登録することはできない。

よって、結論のとおり審決する。

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